京都大の研究グループが人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、筋肉の中に骨ができる難病「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」の進行を抑える効果のある治療薬の候補を見つけ、近く治験(臨床試験)を始めることが1日、京大への取材で分かった。iPS細胞を使って開発した薬の治験が行われるのは世界初という。
iPS細胞を使った医療は、組織を作って移植する再生医療とともに創薬分野への活用にも期待が寄せられている。今回の治験は難病治療への大きな足がかりとして注目を集めそうだ。
京都大iPS細胞研究所の戸口田(とぐちだ)淳也教授らの研究グループは、FOP患者から作ったiPS細胞を使って病態を研究。これまでに、タンパク質の一種「アクチビンA」が異常に働くことで、筋肉や腱(けん)、靱帯(じんたい)など本来は骨ができてはいけない場所に骨ができるメカニズム(骨化)を解明していた。
今回は、FOP患者のiPS細胞と数多くの化合物との反応を確かめる実験を繰り返すなどして治療薬候補を探した結果、免疫抑制剤「ラパマイシン」が骨化を抑えるために有効だと突き止めた。
グループはラパマイシンについて、FOPの進行を抑える新たな治療薬として国の承認を受けるため、治験を行う。すでに大学内の審査委員会の承認は得ているという。 SanKeiBizより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年8月2日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿