2017年8月30日水曜日

“ユダヤ最高の預言書”が北朝鮮のミサイル発射を予言

29日早朝、北朝鮮が発射したミサイル1発が北海道上空を通過、北太平洋上に落下した。これに対し、安倍首相は、「政府としてはミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握」していたとコメント。撃墜対応はされなかった。現在まで、船舶や飛行機などへの被害は確認されていない。北朝鮮は、26日にも短距離ミサイル3発を発射、挑発行為を繰り返している。
 
打ち上げるごとに精度が高まる北朝鮮のミサイル。北朝鮮はアメリカに対して、「軍事的な圧力や制裁を加えるならば対抗する」と強気の姿勢を見せてトランプ政権を挑発した。

北朝鮮のミサイルはすでにアメリカも射程圏内におさめているため、もはや彼らに怖いものはない。今、北朝鮮は本格的に戦争をおっぱじめる気でいるのかもしれない。

そして、今回ご紹介するのが、この状況を“2500年以上”も前に予言していた『エゼキエル書』である。旧約聖書には、『イザヤ書』、『エレミヤ書』、『エゼキエル書』という3大預言書があるが、なかでも『エゼキエル書』には、ユダヤ最高の秘密預言が収められていると言われている。それでは、『エゼキエル書』に記された大預言を具体的に見ていこう。

■『エゼキエル書』とは?

【戦慄】2500年前のユダヤ最高の預言書が北朝鮮のミサイル発射を予言していた! ユダヤ教指導者も断言「コリアが世界を滅ぼす!」の画像2
エゼキエルの幻視「Wikipedia」より引用
 
紀元前6世紀頃のユダヤ人の預言者エゼキエルの預言がまとめられたものである。エゼキエルは、ソロモン王の死後、イスラエルが南北に分かれて以降に生まれた。北王国イスラエルは、アッシリアによって、前722年に滅ぼされた。その後、小国である南王国ユダは周辺大国の争いに巻き込まれたのである。

このように、エゼキエルは「ユダヤ人の試練の時代」といわれる「バビロン捕囚期」に活躍した預言者であり、今日までイスラエル再建を預言した1人として「ユダヤ最高の預言者」として称えられている。

前597年、王国ユダに住んでいたエゼキエルはイスラエルの民と共に、バビロンに捕囚された。祭司の子であったエゼキエルは、自身も祭司を務めており、それなりの地位も与えられていたという。エゼキエルは、バビロニア国内のテルアビブ(捕囚の地)に移住させられて住居を構えていた。

捕囚となって約5年後、エゼキエルはケバル川のほとりで啓示を受ける。エゼキエルが見た神からの啓示、それはまさに地球外生命体とのコンタクトのように神秘的なものであった。彼の見たビジョンは次のようなものである。

・一陣の風が北から吹き抜けたかと思うと光り輝く雲と炎の中に光り輝く。
・4つの人間のような姿をした生き物があらわれた。
・4つの生き物はいずれも、4つの顔と、4つの翼を持ち、その足はまっすぐに伸びていた。
・4つの顔の配置は、正面が人間のような顔、右に獅子の顔、左に牛の顔、後ろにワシの顔となっており、稲妻のように飛び回っていた。
・4つの生き物の傍らには、輝く車輪がり、一緒に飛んでいた。


このビジョンを読み解いたNASA(米航空宇宙局)の科学者であったジョーゼフ・ブラムリッチは、「エゼキエルが見た物は別惑星から来た宇宙船UFO」、「4つの生き物」の正体は「4本脚を持つ宇宙船」と解釈しているが、当のエゼキエルは、この不思議なビジョンを、「神が見せた幻である」と表現。

「神はイスラエルの民が偶像崇拝(異教の神)に溺れ、すっかり堕落している様子を怒っている」と伝えた。そして、神はエゼキエルに「私に変わって彼らに警告しなさい」と命令したのだった。その時、30歳だったエゼキエルは、人々に神の声を伝える預言者としての道を歩むことを決意したのである。

さらに、エゼキエルは神よりイスラエル滅亡の預言を受ける。神は、「民の背信行為を怒り嘆き民に罰を与える」とも預言していたのだ。そしてその預言通り、前586年、エルサレムは新バビロニアによって陥落。ユダ王国最後の王ゼデキヤは、バビロン軍に捉えられ目の前で王子を殺害され、自らも両目をえぐられてしまったのであった。こうしてユダ王国は滅亡したのである。

■恐るべき最高機密預言

滅亡したユダ王国。しかし、エゼキエルは「滅びた後、イスラエルは再建する」と預言しているが、再建の前に人々は試練を受けなければならないとも預言していた。

『エゼキエル書』のなかでも最も重要な預言とされるのが、38章に描かれている世界の終末預言である。

「ゴグがイスラエルの地に攻め入る日に、私の憤りは激しく燃え上がる。必ずその日に、イスラエルの地に大地震は起きる。海の魚、空の鳥、野の獣、地の上を這うすべてのもの、および地上のすべての人間は震え上がる。山々は裂け、がけは崩れ、城壁はことごとく崩壊する。私はすべての山の上で、ゴグに向かって剣を呼び寄せる。人はおのおの、剣をその兄弟に向ける。私は疫病と流血によって彼らを裁く。私は彼とその軍勢、また、彼と共にいる多くの民の上に豪雨、雹、火、硫黄を注ぐ」(38章18~22)

このイスラエルの地に攻め入る「ゴグ」とは、神に逆らう勢力であり、強力な軍隊ともされ、「ゴグ」が人類を破滅に導く最終戦争の鍵となることが示唆されている。

■ゴグの正体は北朝鮮!?

では一体「ゴグ」とは何なのか?

何と今から23年前に、イスラエルの宗教指導者レヴィ・サーディア・ナチマーニー師が、北朝鮮による最終戦争が引き起こされることを予言していたのである。ナチマーニー師は、過去に1967年の第三次中東戦争と 1973年の第四次中東戦争を的中させたことからその予言には非常に信憑性があるのだ。ナチマーニー師は、1994年に他界しているが、You Tubeで彼が残した言葉を今でも聞くことができる。

「コリア!」と叫ぶナチマーニー師

【戦慄】2500年前のユダヤ最高の預言書が北朝鮮のミサイル発射を予言していた! ユダヤ教指導者も断言「コリアが世界を滅ぼす!」の画像3
画像は「YouTube」より引用
【戦慄】2500年前のユダヤ最高の預言書が北朝鮮のミサイル発射を予言していた! ユダヤ教指導者も断言「コリアが世界を滅ぼす!」の画像4
画像は「YouTube」より引用
 
ナチマーニー師は亡くなる1カ月前の演説において、イスラエルの未来の脅威は、ペルシア(イラン)でも、バビロン(イラク)でも、カダフィ(リビア)でもなく、「コリアだ!」とハッキリ述べている。さらに「ソウルがイスラエルにやって来る」と言っているのだ。1994年の北朝鮮は今のような世界的な脅威ではなかった。にもかかわらず、ナチマーニー師はその危険性をズバリ予言していたのだ。
 
つまり、『エゼキエル書』にある最終予言「エルサレムに攻め入る逆神勢力ゴグ」とはナチマーニー師の予言する「北朝鮮」ということになる。これについて、ユダヤ教の終末論を研究しているイスラエルのブロガー、ドヴ・バル・レイブ氏は、ナチマーニー師の予言について「北朝鮮が韓国の首都ソウルを核攻撃し、征服。北朝鮮の配下にあるソウルがイスラエルを攻撃する」と読み解いたのである。

■世界は北朝鮮に支配される!?

今後、北朝鮮が、世界で信者が最も多いキリスト教の聖地エルサレムを破壊し、完全なる金正恩独裁体制を確立して世界征服を目論んでいる可能性は否定できない。ちなみに、エゼキエルが神の啓示で見たUFOを「4本脚を持つ宇宙船」として考えた想像図がさまざまな人によって描かれている。
【戦慄】2500年前のユダヤ最高の預言書が北朝鮮のミサイル発射を予言していた! ユダヤ教指導者も断言「コリアが世界を滅ぼす!」の画像5
画像は「ATS」より引用

北朝鮮がエルサレムに攻め入る時こそ、エゼキエルが見たUFOが現れて、人類は未知との遭遇を果たすのかもしれない。  トカナより

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