2017年8月28日月曜日

北朝鮮が「核実験の準備完了」と韓国情報機関が報告

韓国の情報機関、国家情報院は28日、北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の2つの坑道について「核実験の準備が完了した」と国会に報告した。出席した議員が明らかにした。
 
北朝鮮は昨年、建国記念日の9月9日に5回目の核実験を強行。韓国当局は、今年もこの日に合わせ、6回目の核実験やミサイル発射などの軍事的挑発に踏み切る可能性もあるとみて警戒している。

昨年、掘削を中断していた別の坑道でも今年4月以降、実験の準備に向けた動きがみられるという。

北朝鮮が26日に南東部の旗対嶺(キッテリョン)から発射した飛翔体3発については「短距離弾道ミサイルの可能性が高い」と明らかにした。

韓国軍関係者も28日、同様の中間評価を示しており、大統領府が当初発表した改良した口径300ミリの多連装ロケット砲弾との推定を、米軍の分析に合わせて事実上修正した形だ。

国情院はまた、東部、新浦(シンポ)の造船所で7月末から潜水艦を点検する動きが続いている上、ミサイル施設でも活発な車両の動きが捕捉されていると指摘。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射に向けた準備の可能性がある。 産経ニュースより

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