2017年8月31日木曜日

米ハリケーン被害の混乱で、韓国人経営店が略奪のターゲットに

2017年8月30日、超大型ハリケーン・ハービーが直撃し都市全体が浸水した米テキサス州ヒューストンで、水害の混乱から略奪行為が続出していることが分かった。韓国・SBSが伝えた。

報道によると、ヒューストン市内では今回の水害により都市機能がまひした状態で、店に押し入って金品を盗む者が続出、在米韓国人らが経営する店も相次いで被害を受けている。これまで届け出られた被害だけでも携帯電話販売店や宝石店など5件になるといい、同市の韓国人コミュニティー会長は「(商品を)堂々と籠に入れて持っていく人もおり、罪の意識がみられない」と話す。警察に通報しても「人命救助が最優先」との方針で出動できない状態にあり、コミュニティー内の不安も高まっているという。

治安問題の提起を受け、ヒューストン当局は「午後10時から午前5時までの夜間通行禁止令を下し、略奪行為者を厳罰に処す」と警告した。

なおヒューストン市に居住する在米韓国人3万人のうち、今回のハリケーンで被害に遭ったのは約80世帯、300人余りとみられている。

これについて韓国のネットユーザーからは、「米国の市民レベルも大したことないね」「米国は先進国とごみの集まりの両面を持っている」「米国は国力はあるけど後進国だ」と米国社会を非難する声が多く寄せられている。

また、治安について「だから米国は銃器の使用を認めてるんだね。おおっぴらに犯罪をされたら警察も意味がない」という声が上がり、韓国社会と対比して「世界のあちこちに行ってみたけど、韓国の治安はやっぱり最高」「韓国は処罰が甘いのが問題」とのコメントも。

この他にも「もし韓国で同じようなことが起こったら、私たちはどうする?」と疑問を投じるユーザーも見られた。  infoseek newsより

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