こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。
2017年8月15日、僕は靖国神社におもむき参拝を行いました。中国人がそのような行為をすることは、日本人、特に左派層の人々にとっては信じがたいかもしれませんが、近い将来日本への帰化を予定している僕にとっては、ある意味日本人となるための「覚悟」の儀式です。
■靖国参拝から感じる日本の真髄
靖国神社には何度か訪れたことがあるのですが、終戦記念日に行くのは初めてです。当日は戦没者を追悼するために200mはあろうかという行列が発生し、普段は閉まっている本殿が開かれて希望者は正式参拝が可能でした。
戦没犬や戦没馬の像の前にミカンやミネラルウォーターのお供え物が置かれているなど、普段とは異なった光景を目にしました。本殿の職員の方に伺ったところ、総理大臣の参拝時は特別な通路を利用するそうです。もし外国人が日本文化、日本人の精神の真髄を知りたければ、この光景を必ず見るべきです。
当日は高須クリニック医院長・高須克弥先生(72)が境内で「誰かの命が尽きても子孫にDNAが遺伝すれば、その人物の精神は受け継がれる。人間には『二度の死』があり、一度目は肉体的な死、二度目は人々の記憶から忘れられるということであり、人々が靖国神社の参拝を怠れば、英霊たちは二度目の死を迎える。逆に言えば靖国神社に祀られ続ければ英霊たちは永遠に生き続ける」といった内容の演説を行いました。敬虔な仏教徒という一面を持つ高須先生には輪廻思想が根付いています。
高須先生の言葉を聞いて、僕は自分が帰化する意味について改めて考えました。帰化すれば僕は正式に日本人となり、死後、骨を日本の土地にうずめることになります。
帰化後、仮に大地震や戦争など緊急事態が発生した際も、日本の地に留まり、在来の日本人たちと協力して困難を乗り越えるつもりです。そうすれば、僕の肉体が滅んでも日本の人々の心の中で永遠に生き続けるかもしれません。
2017年8月18日に刊行した自著『日本人に帰化したい!!』(青林堂)の中では、靖国神社に対する中国人たちの認識について記しました。現在の中国には、靖国神社参拝は戦犯たちを祀る悪い行為というイメージが蔓延していますが、どうやらその風潮は朝日新聞をはじめとする日本の左派系メディアが作り上げたようです。
宗教を否定する共産主義社会の中国には、死とは肉体活動の停止に過ぎないという唯物思想がはびこっています。そのため、大多数の中国人は靖国参拝を無意味な行為と考え、中国共産党と日本共産党は靖国神社を「罪の建物」と考え排斥しようとしています。
既に日本に帰化している中国人や、帰化予定の中国人は今後、日本の英霊に参拝し、中共政府が国民に植え付けている「鬼(霊)を拝む奴は右派だ」というプロパガンダから抜け出す努力をするべきです。帰化する以上、身も心もその国の人間と化さなければなりません。
当日は土砂降りの雨だったにもかかわらず、靖国神社は参拝客で溢れかえっていました。中国・韓国による抗議の影響から終戦記念日に総理大臣が靖国参拝を行うことはなかなか実施されませんが、おそらく日本人の90%以上が靖国神社に参拝することを賛成していることでしょう。
逆に靖国参拝を拒否する政治家が高い支持率を獲得できないのは民意の反映です。靖国参拝が行われる限り、英霊たちは日本の土地に生きて人々を見守り続けるでしょう。
デイリーニュースオンラインより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年8月26日土曜日
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