2017年8月26日土曜日

「連れて行かれた赤ん坊」闇病院に勤務していた元ナースが激白

人の病気を治し、命を救うのが病院だ。逆に医者はさじ加減ひとつで命を操ることができるだけに、傲岸不遜な人格の持ち主は“神”になれてしまう。

そこで、古代ギリシャ時代から現代に至るまで、医者は医神アポロンやすべての神に対し「ヒポクラテスの誓い」を誓約している。その誓いとは「私は能力と判断の限り患者に利益すると思う養生法をとり、悪くて有害と知る方法を決してとらない」「頼まれても死に導くような薬を与えない。それを覚らせることもしない。同様に婦人を流産に導く道具を与えない」など。

しかし、ヒポクラテスの誓いを忘れてしまった医者もいる。東京都にあるX病院にかつて勤務していた元ナースが、数々の悪徳医者の行状を激白した。表向きはけっして闇病院ではなく、誰もが訪れる普通の病院だ。その第3弾。これまでのまとめはコチラ

元ナースの激白「その日は出産予定が2件入っていました。一組は、スタイリスト風の30代女性とデザイナーのいかにも都会的な夫婦。なかなか子宝に恵まれずやっとできた子どもだったということです。妊娠中毒症になっていたこともあり、少し早めに帝王切開で産むことになっていました。こちらの夫婦のどもは午前中に出産、五体満足でとても元気な男の子を出産しました。
 
もう一組は、わざわざ福井県から、お姑さんとお嫁さんで来院してきていました。私はデザイナー夫婦の出産に立ち会っていたので、こちらは伝聞です。田舎の病院では詳しく検査ができなかったのか、田舎での体裁を考えて都会に来たのか、ほぼ臨月で来院してきたといいます。

エコー検査をすると、手足がない先天性四肢欠損症との診断。この病気でも元気いっぱいに生きている方もたくさんいますが、そのお姑さんは「そんな子を田舎に連れて帰ったら恥だから、始末してほしい」と。こちらはほぼ正午過ぎに出産したそうです。生まれた赤ちゃんは女の子。やはり手足がなく、お姑さんの希望を汲んで、出産後に放置し、そのまま亡くなったということです。
 
一方私は、デザイナー夫婦の出産後他の雑務をしていました。休憩を取るため休憩室へと移動している時、チラッと見えたベビーベッドに白い布がかけられていたのを確認し、「あの福井の赤ちゃんかな」と思いながら移動しました。
 
休憩室へ到着すると、他の看護師から緊急電話が。「帝王切開の赤ちゃんがステった!」と。「ステる」は看護師用語で死ぬということです。医学用語は基本的にドイツ語でして、ステルベン=死ぬということです。

行ってみると赤ちゃんの死体が2つありました。帝王切開で生まれた元気な男の子がなぜ死んだのかは原因不明。医者がデザイナー夫婦に「原因を特定するには、脳を調べたり、皮を剥いだり、内臓を取り出したりと、色々としなくてはならない。そこまでするのは、かわいそうではないですか?」と執拗に説明すると、夫婦は「そんなことをしても生き返らないから結構です」と納得していました。医療ミスの可能性を探られないことを確信した病院側はホッとしていたように思います。

うちの病院は、グレーゾーンというか完全にブラックな病院で、ひとつでも医療ミスが発覚してしまうと、過去のいくつもの闇が明るみに出ないとも限らないような場所でしたからね。
 
で、結局原因は分からず。
 
でも、医者やベテランナースたち、そして、私も確信しています。「あー、連れて行かれたな」と。
 
患者さん同士の年齢や境遇が近かったり、苗字や名前が一緒だったり、大の仲良しだったりなど、何か共通点がある場合、1人の患者さんが亡くなると、まるで道連れのように他の患者さんが亡くなることって結構あるんです。
 
どこの病院もでしょうが、この病院でも中絶・出産後に数々の胎児赤ちゃんが亡くなっています。霊が見えるというベテランナースが言うには「生まれた赤ちゃん同様、赤ちゃんの霊も純真無垢。純真無垢がゆえに怖いんだよ。四肢欠損症の子は女の子だった。だから、四肢欠損症の子が『つまらないから、一緒に行こうよー』と誘ったんじゃないのかなー? 悪意はなくて、純真無垢な誘いで」と言ってました。胎児も死んだら、霊になるということですよ。  トカナより

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