2017年8月28日月曜日

今度はミサイル問題で政権批判か

階議員は8月27日に「富士総合火力演習」を視察したという話から日本の国家防衛には生命の危険と多額の費用を伴う、と指摘。まずイージス・アショアが高額だという点から「社会保障など他の予算にしわ寄せが来ないかどうか、チェックする必要がある」と懸念を示します。

そして仮に北朝鮮がグアムに向けて日本上空を通過するミサイルを発射したケースについて「日本の存立危機事態にも当たりません」として、米国からの要請でこれを迎撃すれば「明らかな憲法違反」に加え「北朝鮮から日本が報復される危険が高まります」と主張。
その上で「こうした危険をどう防ぐのか」「巨額の予算をどこから捻出するのか」安倍政権に対し「丁寧な説明」を求めていく、としています。

野党である以上政権監視が重要な役割であるとは言え、国家防衛においてまで何ら対案を示すこと無くイージス・アショアが「高額だ」「社会保障予算へのしわ寄せは来ないのか」また日本の上空をミサイルが通過する事態になった場合でも「存立危機事態には当たらない」「迎撃すれば憲法違反」更には「北朝鮮から報復される危険性が高まる」などとことごとく批判につなげようとする姿勢が支持を得られるかどうか、注目されます。

階猛議員は4月に国会でヤジを飛ばした自民党議員の身体に触れ「暴力ではないのか」と批判を浴びていた他、5月には衆議院本会議でテロ等準備罪法案における当時の金田法相の答弁を「オウム返しの答弁が多い」とした上で「もうひとつのオウム事件を引き起こしている」などと発言、その後自民党議員からオウム事件の被害者の心を傷つけるものだとして「断じて許すことは出来ない」と非難されるなど政策より言動が話題になる議員として知られています。

民進党の代表選では前原誠司議員への支持を明らかにしており、保守対リベラルとも評されている代表選ですが、優勢とも伝えられる前原議員が代表となった場合でも支持議員の中には国家防衛にかこつけて政権を批判しようとする者もいる、という点は知っておいたほうが良さそうです。 BuzzNews.JPより

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