2017年8月24日、韓国・朝鮮日報は、韓国の多くのがん患者が、免疫細胞治療と免疫抗がん剤治療を受けるため日本を訪れていると報じた。
韓国では「治療効果が検証できていない」などの理由から、がんに関して行われていない治療法や処方が制限されているものがある。しかし生きるために何でも試してみたいとの思いから、末期がん患者たちが莫大(ばくだい)な医療費を投じて日本での治療に望みを懸けているのだ。
肝臓がんを患うイさん(57)も日本で治療を受けている。これまでに2回手術を受け、標準的な抗がん剤治療も数回受けたが、それでも肝臓がんの一部が残っている状態だ。昨年3月から今までに6回、日本の病院で治療を受け、使った額は約1億ウォン(約980万円)。老後のためにためた資金を取り崩したそうだ。
韓国の病院と連携した東京のある病院では、韓国人患者の免疫細胞治療の予約が今年の年末まで埋まっているという。また、日本のがん治療病院を紹介し通訳と旅行手配のサービスなどを提供するあっせんビジネスも盛んで、韓国人が多く訪れる羽田空港や関西空港、福岡空港の到着ロビーでは最近、あっせん会社の従業員の姿が多く見られるようになっている。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「国家が国民を無視する政策を行っている」「生死に直結するがん患者の治療問題は慎重に扱うべき」「医療規制を打ち破れ」「現実とはあまりにも懸け離れた規制が問題」など、医療行政に対して批判の声が多く寄せられた。
また、「こんなことをしたら、日本を利するだけじゃないか」「日本の治療はそんなにすごいのか?」など、日本に関連した意見もみられた。 レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年8月25日金曜日
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