2017年8月28日月曜日

エクアドルが中国に抗議 経済水域付近で希少サメ乱獲か

南米エクアドルの世界遺産ガラパゴス諸島沖の海洋保護区で今月、希少なサメなど約300トンを積んだ中国船が拿捕される事件があり、エクアドルが中国政府に抗議する事態に発展した。エクアドルの排他的経済水域(EEZ)付近では中国の大漁船団の操業が確認され、エクアドル側は「海洋資源荒らし」に警戒を強めている。
 
現地からの報道によると、中国船は今月13日夜、ガラパゴス諸島東端に位置するサンクリストバル島の東約64キロ沖で拿捕された。船倉からは国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)に掲載されているシュモクザメを含むサメ約6620匹が見つかった。

エクアドル外務省は18日、同国駐在の中国大使を呼び抗議。モレノ大統領は21日、国民向け演説で「これはガラパゴス諸島の生態系のみならず、地球全体への犯罪だ」と非難した。産経ニュースより

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