韓国経済が今後、不況と低成長を続くだろうという見通しが提起された。
韓国経済研究院は15日、経済専門家32人を対象に「次期政府の経済政策の方向」を調査した結果、このように結果が出たと明らかにした。調査によると、経済専門家の65.6%は今後韓国の経済状況が「多少不況」水準になるものと予想した。「普通」と「多少好況」という回答はそれぞれ28.1%、6.3%にとどまり、最近経済成長率の展望が上方修正されているにもかかわらず、経済回復の不確実性は相変わらず変わっていないということが分かった。
経済を不況と予想した理由は「国内投資環境の不備に企業投資の減少および消費不振の悪循環が持続」するだろうというのが41.5%と、最も大きかった。また、「低成長から抜け出すための政府の構造的な対応策の不十分(24.4%)」「世界経済回復の不確実性の増加(14.6%)」の順だった。
また、経済専門家の83.9%は韓国経済の成長率が2%台前半にとどまるものと観測した。今年の韓国経済成長率の展望を尋ねた質問に対しては、半分(48.4%)が「2.4~2.6%」になるだろうと答え、「2.0~2.4%(35.5%)」「2.6~3.0%(16.1%)」が後に続いた。韓国経済研究院は「3%台以上の経済成長を展望する専門家は一人もおらず、韓国の経済が事実上2%台の低成長で固定化していると見られる」と明らかにした。
韓国経済研究院は「経済専門家が今後の韓国経済を懸念する声が大きいことから、新政府の最優先経済政策の方向は、企業らが思い切って新事業に投資できる環境作りと韓国の産業競争力の向上に焦点を合わせる必要がある」と伝えた。 中央日報より
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2017年5月16日火曜日
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