J−7型戦闘機2機が濃霧の影響で墜落、操縦士2人と住民1人が死亡した。同国で繰り返される墜落事故に対し、中国製軍機の安全性への懸念が高まっている。米ボイス・オフ・アメリカ(VOA)が17日報じた。
ミャンマー軍当局の発表によると、同日朝に戦闘機4機がマグウェ(Magway)空軍基地から離陸したが、2機だけが帰還した。うち1機は霧による視界不良のため、地面の電波塔に衝突し、近く飛行していたもう一機は巻き込まれ、両機とも墜落したという。
操縦士の一人は座席の位置で死亡した。もう一人はパラシュートで機内から脱出できたが、着陸時に死亡した。また、落下した機体の破片に直撃された11歳の少女は搬送先の病院で死亡した。
中国製軍機の堕落事故が多発している。今年4月、1機のJ−7戦闘機が機械の故障によって訓練飛行中に墜落し操縦士1人が死亡した。昨年6月、兵士や家族を含む122人を乗せた中国製のY8型輸送機が墜落し、生存者は見つからなかった。
J-7は冷戦時代の戦闘機で、中国が旧ソ連の「MiG(ミグ)-21」戦闘機の部品をもとに製造した。ミャンマーは1990年代初めに、中国からJ-7型戦闘機60機を購入した。しかし、多発する墜落事件によって、ミャンマー軍当局は中国製軍機の安全性への懸念が高まっている。
ミャンマー・ヤンゴンにあるタオング政治研究所(Tagaung Institute of Political Studies)のイー・ミョ・ハイン(Ye Myo Hein)事務局長は米紙ニューヨークタイムズの取材に対し、「事故発生の頻度から、中国製軍機にはいくつかの問題があることが分かった」「ミャンマーが保有する多くの中国製戦闘機は好ましい飛行状態になく、旧式機であるため、一部はオーバーホールを行う必要がある」と指摘した。
一方、同氏は「20世紀初頭からすでに中国製軍機に不満を持つミャンマー軍当局は現在、輸入先を分散させロシアから兵器を購入しようとしていた」と述べた。
今年8月、ミャンマー軍のトップ、ミン・アウン・フライン国軍司令官は、モスクワで開催された大規模兵器展示会に出席し、ロシアから最新鋭の兵器と軍機を購入する契約を結んだ。大紀元日本より
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2018年10月18日木曜日
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