2018年2月22日木曜日

北朝鮮、本音は対話を切望していた 米対応に反発

韓国で設定されていたペンス米副大統領との会談を結果的に拒否し、表向きは米国との対話を拒絶してきた北朝鮮だが、実際は米国との接触を自ら求めていたことが明らかになった。
 
北朝鮮外務省局長は北朝鮮代表団の訪韓2日前の7日、朝鮮中央通信の質問に対し、平昌五輪を機にした韓国訪問期間に「米国と会う意向はない」と明言。「わが方は米国に対話を物乞いしたことはなく、今後も同じだ」とまで断言していた。

米国との対話を拒み、五輪を「政治的に利用しない」(同局長)とまで強がっていたにもかかわらず、本音では米国側との会談を切望していたわけだ。

北朝鮮らしい姿勢ではあるが、金正恩朝鮮労働党委員長は妹の金与正氏を訪韓させ文在寅(ムン・ジェイン)大統領に訪朝を要請するだけでなく、米朝対話も狙っていた。強弁の半面、北朝鮮はそれほどまでに経済制裁などにより追い詰められていることが裏付けられた形だ。

ペンス氏が対北制裁強化について言及し、人権問題を強く非難したことに反発した北朝鮮は、直前に会談を拒否した。

その後、北朝鮮はメディアを通し、「朝鮮半島情勢緩和の雰囲気に米国と日本が意地の悪い行動に出ている」などと強調し、韓国でのペンス氏と安倍晋三首相の言動を批判し続けている。

経済制裁をはじめとした日米など国際社会の対北圧力が効いていることの証左ともいえる。
                   
菅義偉官房長官は21日の記者会見で、米朝会談を北朝鮮側が拒否したことについて、「対話のための対話は全く意味がない。北朝鮮に政策を変えさせるためにはあらゆる手段を通じて圧力を最大限にし、北朝鮮から対話を求めてくる状況を作る必要がある」と述べた。

同時に「安倍晋三首相とペンス副大統領は十分な時間をかけて、訪韓する北朝鮮代表団への対応などについて綿密にすりあわせを行い、必要な情報共有はしている」と強調し、事前に米国から情報がもたらされていたことを示唆した。産経ニュースより

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...