北朝鮮外務省局長は北朝鮮代表団の訪韓2日前の7日、朝鮮中央通信の質問に対し、平昌五輪を機にした韓国訪問期間に「米国と会う意向はない」と明言。「わが方は米国に対話を物乞いしたことはなく、今後も同じだ」とまで断言していた。
米国との対話を拒み、五輪を「政治的に利用しない」(同局長)とまで強がっていたにもかかわらず、本音では米国側との会談を切望していたわけだ。
北朝鮮らしい姿勢ではあるが、金正恩朝鮮労働党委員長は妹の金与正氏を訪韓させ文在寅(ムン・ジェイン)大統領に訪朝を要請するだけでなく、米朝対話も狙っていた。強弁の半面、北朝鮮はそれほどまでに経済制裁などにより追い詰められていることが裏付けられた形だ。
ペンス氏が対北制裁強化について言及し、人権問題を強く非難したことに反発した北朝鮮は、直前に会談を拒否した。
その後、北朝鮮はメディアを通し、「朝鮮半島情勢緩和の雰囲気に米国と日本が意地の悪い行動に出ている」などと強調し、韓国でのペンス氏と安倍晋三首相の言動を批判し続けている。
経済制裁をはじめとした日米など国際社会の対北圧力が効いていることの証左ともいえる。
菅義偉官房長官は21日の記者会見で、米朝会談を北朝鮮側が拒否したことについて、「対話のための対話は全く意味がない。北朝鮮に政策を変えさせるためにはあらゆる手段を通じて圧力を最大限にし、北朝鮮から対話を求めてくる状況を作る必要がある」と述べた。
同時に「安倍晋三首相とペンス副大統領は十分な時間をかけて、訪韓する北朝鮮代表団への対応などについて綿密にすりあわせを行い、必要な情報共有はしている」と強調し、事前に米国から情報がもたらされていたことを示唆した。産経ニュースより
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