2017年11月29日水曜日

「韓日米制服組会議、韓国側の反対でソウルで開催不発」

韓国が日本・米国との3カ国安保協力の強化に不協和音を出していると日本のメディアが伝えた。朝日新聞は複数の韓米関係消息筋を引用して「当初ソウルで開催しようとしていた10月末の韓日米3カ国制服組会議に韓国側が難色を示してハワイに変更されたことが分かった」と28日、報じた。

先月29日、ハワイでは韓国の鄭景斗(チョン・ギョンド)合同参謀議長、ジョセフ・ダンフォード米合同参謀本部議長、河野克俊統合幕僚長など3カ国軍首脳部や在韓米軍司令官、駐日米軍司令官が参加する3カ国制服組定例会議が開かれた。昨年は米国で開催されたため、今年は韓国で開くことにしていた。ところで韓国が日米との安保協力に積極的との印象を与えると判断して開催地の変更を要請したと朝日は伝えた。

12日、米海軍の空母3隻が参加する韓半島(朝鮮半島)周辺での韓日米合同演習も韓国側の反対で失敗に終わったことがある。結局、この日の演習は韓米間合同演習に続き、日米間合同演習で別に行われた。朝日は相次いだ韓国側の難色に関連して「韓日米の協力が軍事同盟に発展しないということを関係改善の条件として掲げた中国に対する韓国の配慮と見られる」と評価した。

韓中両国が高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の配備をめぐる対立を解決するために先月31日に出した共同文書に含まれた内容のためということだ。当時、中国は、いわゆる「3No」(THAAD追加配備、米MD編入、韓日米軍事同盟などに対する排除)を強力に要求した。韓国側は「努力する」という表現を使ったが、事実上同意したものと解釈されて問題になったこともある。 中央日報より

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