日本では通勤時間帯に駅のプラットフォームで、または電車の車内で文庫本や書籍を開いて読書をする人の姿を目にすることがあるが、これを見た中国人は「なんて恐ろしい民族なんだろう」と感じたようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「なぜ多くの日本人は読書家なのか」と問いかける記事を掲載した。
中国人から見ると、日本では学生でなくてもさまざまな職種の人や年齢性別を問わず読書好きに見えるようで、通勤時間以外も「休日に公園や、静かで読書に適した環境へ出向いて読書をする人がいる」と驚きを見せている。
電車で移動するような短い時間に「休む」のではなく、「読書をするなんて」と信じられないようだが、記事は「日本人の読書の習慣は幼い時から培われているのだ」と説明している。日本は早くから教育を重視しており、たとえば第2次世界大戦の戦後2年後にあたる1947年には「読書の力で平和で文化的な国を創造しよう」というコンセプトのもと、日本の出版業界は第1回「秋の読書週間」を開催し、現代にまで続いていると紹介した。
また、出版業界や書店も読者を引きつけるために様々な工夫をしており、書店の雰囲気作りや本に掛けるカバーのデザインにも工夫を凝らしているとした。中国の書店でも最近は子ども向けに読書をしやすい環境を作り、座り込んで本を読めるような空間を設けているところもある。また喫茶店に自由に閲覧できる書棚を設けているところなどもあるが、まだ大人で読書を楽しむ人は少ないように感じる。
記事も日本では毎月の新刊の紹介や、売れ筋などを見ると日本では様々なジャンルの本が読まれていて、年齢を問わず多くの人が書籍から情報を得たり、純粋に読書を楽しんでいることは中国ではまだ見られないことだとした。
中国の若者たちは日本のアニメやドラマに親しみ、中国語版の書籍を出版して人気を集めている日本の作家もいる。しかしスマートフォンが普及しているなか、中国で日本のような読書家が増えるかどうかは難しいところと言えそうだ。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年11月27日月曜日
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