2017年11月30日木曜日

津軽海峡の北朝鮮船、海保が曳航 座礁の恐れで

第1管区海上保安本部(小樽)は30日、津軽海峡を漂っていた北朝鮮船に座礁の恐れがあるとして、北海道南部沿岸の安全な海域に向け、巡視船による曳航(えいこう)を始めた。同日中にも立ち入り検査する方針。
 
1管によると、北海道松前町沖で漂っていた木造船を、29日午前に上空から発見。監視を続けていた。船は潮流で津軽海峡を東に流され、青森県大間町付近の沖合で座礁する恐れがあったため、30日午前6時ごろ、北海道知内町沖に向けて曳航を始めた。

北朝鮮船には10人が乗っているとみられる。乗員は、荒天のため松前町沖の無人島、松前小島に一時避難していたと説明。28日には北海道警のヘリコプターや海保の航空機が、同島の避難港近くで人影や船を確認していた。産経ニュースより

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