2017年11月30日木曜日

ICBM発射非難へ 制裁決議の厳密履行要請も

国連安全保障理事会は29日、北朝鮮による新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射をめぐり緊急の公開会合を開いた。各理事国は、発射が安保理決議に違反するとして強く非難。全ての国連加盟国に対し、これまでの対北朝鮮制裁決議の厳密な履行を呼び掛ける。
 
安保理内には制裁強化を求める声もある。議長国イタリアのカルディ国連大使は開催前、「(ミサイル発射は)極めて深刻な挑発行為だ。各国が強く非難するほか、さらなる措置を求める国もあるだろう」と述べた。

常任理事国フランスのドラートル国連大使は「制裁強化が望ましい。関係国と迅速に動く用意ができている」と話した。

会合は日米韓が開催を要請。緊急会合は非公開が多いが、北朝鮮の核・ミサイル開発の脅威が国際社会にとって拡大したことを広く訴えるため公開することを求めた。
産経ニュースより

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