2017年11月28日火曜日

貴乃花親方が爆弾準備!モンゴル力士に関する決定的ネタに

横綱・日馬富士(33)=伊勢ケ浜部屋=の平幕・貴ノ岩(27)=貴乃花部屋=に対する暴行問題で、日本相撲協会と対立姿勢を鮮明にしている貴乃花親方(45)=元横綱。相撲協会の危機管理委員会による貴ノ岩の聞き取り調査を拒否し、26日の九州場所千秋楽後の打ち上げでは「正々堂々と闘っていく」と宣言した。大相撲関係者は「貴乃花親方は貴ノ岩から聞かされたモンゴル力士に関する決定的なネタを持っている」と話しており、爆弾発言に相撲協会は戦々恐々としているという。
 
貴乃花親方は九州場所(福岡国際センター)が終了した26日午後11時過ぎ、北九州空港から空路で帰京した。27日午前0時半に羽田空港に降り立つと、付け人もなく単身で警察官にガードされながら無言のままタクシーに乗り込んだ。

突然に見える帰京の背景については、「週刊誌か特定のテレビ局の単独インタビューに応じ“反撃”を開始するらしい」(民放関係者)などの情報が飛び交い予断を許さない。

これに先立つ26日夜、貴乃花部屋は福岡県田川市の九州場所宿舎に隣接する「相撲茶屋 貴乃花」に支援者らを招いて千秋楽打ち上げ会を行った。親方と夫人の花田景子さんは参加したが、暴行事件の被害者である貴ノ岩は姿をみせなかったという。周辺には報道陣約100人が集結。会場の外から生放送するテレビ局もあり、パトカーが出動するなどものものしい雰囲気だった。

暴力問題が発覚後、沈黙を貫いていた貴乃花親方だが、出席者によると冒頭にあいさつ。「正々堂々と戦っていく。それが巡業部長としての務めだと思っています。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と話した。

さらに「貴ノ岩の容体は普通に転んだり、普通に殴られたりしてできるような傷ではありません。それを私が、最初隠していた本人から傷口を見て早期に行動を起こしたというまでです。誰が被害者で誰が加害者か、正当に裁きをしていただけなければいけないというのが、巡業部長の責任であります」と徹底抗戦を誓ったという。

貴乃花親方は、八角理事長(元横綱北勝海)協会執行部に不信感を抱いており、暴行問題の全容解明を鳥取県警に一任することを決めている。協会には黙して語らず、問題を意図的に長期化させるような行動をとっている。

一方、相撲協会の執行部にとっては早期決着が至上命題だ。27日には横綱審議委員会、28日にはスポーツ庁の鈴木大地長官と面会する見通し。タニマチやスポンサーに対しても説明を求められるため、年内にきれいにかたづけたいのが本音だ。問題が長期化すれば、1月の初場所の前売りにも悪影響が出かねない。

30日には両国国技館で理事会が予定されている。理事のひとりである貴乃花親方には当然出席が義務づけられている。貴乃花親方が、巡業部長としての報告義務を怠った責任は逃れられないが、八角理事長が恐れているのは、貴乃花親方に対して現在は懐疑的な世論が変化することだ。現役時代は人気横綱だけに、潮目が変われば、基本的に被害者側である貴乃花親方に世論がなびく可能性を最も警戒している。

貴乃花親方の切り札は何か。貴乃花親方はなれ合いの取り組みを厳しく禁じており、他部屋力士との接触を厳しく制限している。「貴乃花親方はモンゴル人力士たちの横のつながりについても批判的で、場合によっては貴ノ岩を通じて得た決定的な爆弾情報を公表する可能性もある」(相撲関係者)

貴乃花親方は、2010年に一般人に対する暴行事件で引退した元横綱・朝青龍(ダグワドルジ)氏に対しても「横綱の品格」に欠けるとして批判的だった。

「貴乃花親方は、モンゴル人力士の中に貴ノ岩が入って、先輩力士の影響を受けることを最も警戒していた。はっきりいってモンゴル人力士同士の情実的な取り組みに目を光らせていた。だから、徹底抗戦となったらどんな情報を公表するかわからない。それはモンゴル人力士たちも、八角理事長も冷や冷やしているはずです」(同関係者)

理想を掲げて原理原則を重視する貴乃花親方は融通が利かず、執行部からは疎まれている。しかし、がっぷり四つに組んで長期化を狙い、ここ一番で大技を繰り出すチャンスを狙っている。夕刊フジより

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