アジアの先進国といえば日本が入るのは間違いないが、韓国を先進国に含めるかどうかは議論の余地がある。それはともかく、中国メディアの今日頭条は26日、日本に韓国を加えた2カ国を「アジアの先進国」としつつも、この2カ国には大きな開きがあるとする記事を掲載した。
記事は、西洋諸国に大きな後れを取っているアジア諸国のなかで、日本と韓国は経済面で進んだ「例外」的な2カ国で、尊敬せざるを得ないと称賛。都市部は日韓ともに大きな違いはないものの、記事によれば「田舎を見れば」その違いは分かるという。
では、日本と韓国の田舎にはどんな違いがあるのだろうか。その1つとして、日本の農業は「機械化」がずっと進んでいると指摘。田植えと稲刈り、乾燥にいたるまでほとんどの工程で機械化している日本のほうが進んでいると主張した。
また、日本の農家の方が「裕福」だと指摘。日本の田舎の家は豪華で、先進的な建築材料を使いながらも伝統的な家屋で、どの家庭にも車があり、田舎の道はよく整備されていて便利で環境も非常に良い、と日本の田舎の豊かさを称賛した。
一方の韓国の田舎はというと、家は基本的に昔ながらの簡素な木造建ての平屋住宅で、中国でさえ今は見られないような昔の中国風の住まいだ、と韓国の農村部が豊かではないと主張。韓国の発展はひとえにサムスン、LGなど一部の大企業のおかげで、韓国はアジアのなかでは先進国ではあるものの、日本とは大きな差があると論じた。
記事は、最後に中国の農村について、非常に貧しい地域が今でも多くある一方で、ある程度豊かになった農村部では洋風のきれいな家を建てているとした。中国では、国のメンツもあるため農村の家庭に補助を出し、見た目の栄える豪邸を建てるよう奨励しているようである。大きくて洋風の家を好む中国人からすると、先進国ながら伝統的なつつましい家に好んで住んでいるというのはよほど貧しいのだろうと推測するようだ。
記事の主張はあくまで中国人から見た日本と韓国の田舎のイメージの違いであり、実際にどうかは別問題だが、中国人にとって日本人は田舎暮らしでも金持ちという印象があるのは間違いなさそうだ。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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