中国メディア・今日頭条は26日、中国で販売されている自動車のコントロールパネルのほとんど英語表記のなか、中国語を採用している日本の自動車ブランドが存在することを伝え「国産は恥ずかしくないのか」とする記事を掲載した。
記事は「どうして中国国内の自動車の操作パネルのボタンに英語でなく中国語を採用することができないのか。新車を購入して読めない英語を解読すべく説明書を読むというのは人に優しくないではないか」と疑問を提起した。
そのうえで「調査の結果、設計上に関する法規や規格の縛りがあり、車内のボタンの文字や大きさ、形状にルールがあるようだ。そして、国際的に通用する言語である英語を用いるのが自動車業界の中で慣例になっている。国産メーカーも中国語表記をしたいのだが、輸出することを考えれば英語表記になってしまうのだ」と説明している。
その一方で、数ある自動車メーカーの中で中国市場向けに中国語表記をしているブランドが2つだけあると指摘。1つめは中国ブランドのBYDで、もう1つがホンダの高級車ブランド・アキュラだとし、「中国の消費者の生活に寄り添うべく、一部のアキュラに中国語表記を採用し、どのボタンが何の機能を持っているのか分かりやすくなっている」と伝えた。
記事は「中国語表記、英語表記どちらにも良い点はある。中国語は分かりやすく、英語の国際的に通用する。ただ、BYDの販売台数が増えるにつれて、今後多くのメーカーが中国語表記を採用することになるだろう。なぜなら、中国が世界最大の自動車消費市場であり、中国の消費者に受けることが各メーカーにとって一番の任務になるからだ」と評している。
自動車大国と呼ばれてきた日本を走る自動車に、コントロールパネルの表記が日本語のものはほとんど見当たらない。それはおそらく、規格やコストの問題に加えて「英語表記のほうがかっこよく見える」という感覚がどこかにあるからだろう。中国人と日本人の英語表記に対する感覚には、多少なりとも違いがありそうだ。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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