2017年11月29日水曜日

「世界のどこにでも届く」米議員から“戦争”の声も

北朝鮮は29日午前3時すぎ、西側にあるの平城(ピョンソン)からICBM(大陸間弾道ミサイル)級とみられるミサイルを発射しました。
アメリカのトランプ大統領は「我々が対処していく」という声明を出しました。

議会からは、ミサイルが完成する前に軍事行動に出るべきだという声も上がっています。

トランプ大統領は威勢の良い声明を発表しましたが、具体的に何をするかは分からず、手詰まり感をにじませました。

トランプ大統領:「少し前に北朝鮮からミサイルが発射された。我々が対処する状況だ」

トランプ大統領は同席したマティス国防長官に話を振り、マティス長官は「北朝鮮のミサイルは世界のどこにでも届く」と急速な進歩を認めました。

専門家は首都ワシントンも射程に入り、北朝鮮はかつてない抑止力を手に入れたと指摘しています。

また、対話路線のティラーソン国務長官は、声明で「外交オプションはまだ可能だ」と対話の余地を残しましたが、

議会の有力議員からはミサイル完成前に攻撃すべきとの声が出始めました。

米軍事委員会・グラム上院議員:「ミサイル阻止のために戦争すべきならする。状況が変わらないなら戦争に向かう」

先週のテロ支援国家再指定が裏目に出たとの指摘もあり、トランプ大統領の次の一手が問われることになります。 テレ朝ニュースより

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