2017年11月30日木曜日

北朝鮮の漁船が日本に相次ぎ漂着、背景に「対北制裁強化」

北朝鮮の漁船が日本に相次ぎ漂着、背景に「対北制裁強化」 ここ数日の間に北朝鮮の漁船が少なくとも13隻以上、日本の海岸に漂着したり沿岸での操業を目撃されたりしていることが分かった。国際社会の対北制裁によって経済が悪化している北朝鮮が、食糧不足を補うために漁業を奨励し、漁民たちが粗末な船舶で無理やり操業していることが原因と推定される。

28日付の読売新聞は、このところ日本の海岸で北朝鮮籍とみられる木造船が相次いで見つかっていると報じた。

27日には秋田県男鹿市の海水浴場で全長7メートルの木造船が見つかった。船内からは8人の遺体が発見されたが一部は白骨化が進んでいたため、長期間にわたり船が漂流していたとみられる。読売新聞は、この木造船が大陸から日本に向けて吹く強い北西風に乗って北朝鮮から流れ着いたとの見方を示した。

11月15日以降、青森、秋田、石川の各県などで少なくとも13隻の船が確認されており、23日には秋田県由利本荘市の海岸で北朝鮮籍のイカ釣り漁船が発見された。乗船していた男性8人は自ら「北朝鮮から来た」「1か月前に船が故障し、漂流していた」と話していることが分かった。

これらの漁船は主に、石川県能登半島の沖合までやって来て操業しているが、この地域は「大和堆」と呼ばれ日本側の排他的経済水域(EEZ)にある。つまり北朝鮮の漁船が日本の許可なく無断操業をしているわけだ。読売新聞によると、10月下旬には大和堆付近で北朝鮮籍とみられる漁船300-400隻が確認されたという。

北朝鮮の漁船が日本の沿岸部まで来て操業するのは、国際社会の対北朝鮮制裁強化によって食料が不足し始めたため、北朝鮮政府が漁業を奨励しているとの分析が出ている。北朝鮮が西海(黄海)や東海(日本海)の漁業権を中国に売却した影響で、北朝鮮漁船ははるか遠くの海まで出航しなければならない状況に陥っているわけだ。

日本の沿岸部で北朝鮮漁船の違法操業が急増すると、安倍晋三首相は22日、参議院本会議で「違法であるだけでなく、日本の漁業者の安全な操業を妨害している深刻な問題」だとして「政府として毅然と対応する」と述べた。朝鮮日報より

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