2017年11月29日水曜日

通常軌道なら飛距離1万3千キロ超…米専門家

北朝鮮が新型ICBM「火星15」と宣言した今回のミサイルについて、米政策研究機関「憂慮する科学者同盟」のミサイル技術専門家デビッド・ライト氏は「通常軌道で発射された場合、飛距離が1万3000キロ・メートル以上になる」との見方を読売新聞に語った。
 
「ワシントンだけでなく、米本土のどの場所にも到達可能だ」という。

ただライト氏は、今回は弾頭部分が軽量だった可能性があるとも指摘。「実際の核弾頭ははるかに重く、これほど長距離を飛ばすことはできない」と述べた。

ICBMを実戦配備するには、実戦と同じ通常軌道で発射し、弾頭部分の「大気圏再突入技術」などを確保する必要があるとされる。米ジョンズ・ホプキンス大の北朝鮮問題研究グループ「38ノース」のアナリスト、マイケル・エルマン氏は「ミサイルの性能と信頼性を確立するにはもっと多くの実験が必要だ」と述べ、完成に1年以上かかると指摘した。infoseek newsより

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