「やはり撃ったか」…防衛省幹部、険しい表情

「やはり撃ったか」。２９日未明、東京・市ヶ谷の防衛省に慌ただしく登庁した同省幹部は、険しい表情で語った。
　
９月１５日に北海道上空を通過するミサイルを撃った後、「小康状態」（自衛隊幹部）を保ってきた北朝鮮。国際社会の出方をうかがっているとの臆測も流れたが、この幹部は「２か月半ぶりの発射は、『政策を変える気はない』という北のメッセージだろう」と分析した。

また、同幹部は「（８月に宣言した）グアム島周辺への発射はせず、国際社会を刺激し過ぎないよう、慎重を期しているのではないか」とも語った。

今回のミサイルが過去最高の高度に達していることについて、同省の別の幹部は「通常軌道で撃った場合、米本土に到達した可能性があり、北のミサイル技術はさらに進展した」と驚きを口にした。infoseek newsより