2017年8月3日、東亜日報など複数の韓国メディアによると、韓国の12歳の男児が市販の菓子を食べたところ、胃に穴が開く事故が起こった。菓子は「食べると口から煙が出る」と最近韓国で人気を博しており、販売店が各地に増えていた。
男児は1日、遊びに訪れたウォーターパークで問題の菓子を買い、カップに残った最後の一つを口に入れたところで突然倒れた。
男児の治療を行った大学病院の医療スタッフの説明によると、男児の胃には穴が開いていたことから、腹部を25センチ切開し、胃を縫合する手術を行った。また食道や胃壁も複数箇所に傷が付き、穴が開く恐れがある重篤な状況だという。男児は術後も集中治療室で治療を受けている。
この菓子は「ヤンガリー菓子」と呼ばれ、菓子の入ったカップに液体窒素を注ぎ売ることで、食べると口から煙のようなもやが出る効果がある。「ヤンガリー」は韓国の映画に登場する架空の怪獣で、口から火を吹く韓国版ゴジラのような存在だ。
男児の父親によると、男児はカップの底に残った菓子を食べようと、カップを口に付け振ったことで、液体窒素を飲み込んでしまったとみられるという。
大きな危険をはらむことが分かったヤンガリー菓子だが、韓国ではテレビやSNSなどで数年前から話題になっており、全国的に販売が広がっている。今回の事故原因となった菓子を販売した業者も、事前の届け出を行わずウォーターパーク内の簡易施設で営業していたことが判明した。
一方、今回の事故を受け、国の機関である食品医薬品安全処は菓子の安全性に関する質問に関し「現在確認中」と繰り返している状態だという。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「観光地には雨後のたけのこのようにこの菓子を売る店ができている。前から疑問だったけど、やっぱり体に有害だったんだ」「液体窒素を使った食品を食べるなんて常識的に理解できなかったけど、結局事故が起こったね」など、懸念の声が寄せられた。
また実際にこの菓子を食べたことがあるという人からは、「液体を飲んだり手で触ってはいけないとカップに書いてあったし、店に並んでいる時にも、液体を飲まないように注意を受けたよ」との経験談も。
その他、「液体窒素がカップに残った状態で販売していることからして異常。子どもに注意しても食べてしまうよ」「安全性が確認されていないものは、売っていても食べるのはやめよう」など、危険性のある食品を販売することへ警鐘を鳴らす意見もあった。infoseek newsより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年8月5日土曜日
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