そこで、魅力的なランニングコースを紹介するWebサービス『Runtrip』と、KDDIがお届けするデジカル系情報マガジン『TIME & SPACE』がコラボレーション。「ランニング」と「通信」をテーマにした企画を様々な切り口でお届けしていきます。
今回は、『Runtrip』でおすすめのランニングコースを紹介しているコースディレクターのひとりであり、ランニングインストラクターとして活躍する浦谷美帆さんが、東京の秘境「青ヶ島」へラントリップ。その模様をレポートしてもらいました。
上陸すること自体が難しい“絶海の孤島”
こんにちは。ランニングインストラクターの浦谷美帆です。
東京の秘境、青ヶ島に行ってきました! 東京から358km南に位置するこの島は、伊豆諸島最南端の小さな島。行政区分では東京都青ヶ島村に属し、人口は約160人。日本一人口の少ない村でもあります。
青ヶ島に関して特筆すべきは、 “絶海の孤島”と呼ばれるほどアクセスが超困難なこと!
この島へ行くには、まずは羽田から八丈島へ飛び、そこから船かヘリコプターを利用します。それしか上陸する手段がないのですが、船は就航率が50%~60%で欠航することも多く、ヘリコプターは1日1便のみで座席はわずか9席!
今回、私はヘリコプターを利用したのですが、席の確保がまた超困難。チケットは1カ月前から予約が始まるのですが、朝9時に電話受付が始まると同時に、9席しかない席はすぐにいっぱいに。予約がとれるまで半年近くかかりました。
というわけで、ようやく行くことができた青ヶ島。今回は前回の美ヶ原編に続いて『TIME & SPACE』とのコラボ企画ということで、青ヶ島でauのスマホが使えるか、ところどころでチェックしながら、ラントリップしてきました。その旅路を振り返ってみたいと思います。
参考記事:【T&S×Runtrip】初心者におすすめ! スマホがつながる美ヶ原へ絶景ラントリップ
飛行機とヘリコプターを乗り継いで、いざ上陸!
出発当日、まずは朝7時30分羽田発のANA1891便で八丈島へ向かいます。
羽田から約50分で八丈島に到着。天気はあいにくの曇り空です。
八丈島空港内にある東京愛らんどシャトル(ヘリコプターの運行会社)のカウンターで搭乗手続きを済ませて。
いざ、9時20分発の青ヶ島行きのヘリコプターに乗り込みます!
実は私、ヘリコプターに乗るのは今回が初めて。音と揺れが気になったものの、機内は思いのほか広く、窮屈さは感じませんでした。
八丈島を発ってから約20分、ついに青ヶ島が見えてきました!
外周が切り立った断崖に囲まれた青ヶ島。ヘリコプターの窓から見えるその様子は神秘的ですらありました。
とうとう青ヶ島に上陸〜! 八丈島から約60km、およそ20分間の空の旅でした。
スマホを持って、青ヶ島をラントリップ!
青ヶ島に上陸後、早速トレイルランニングに出かけることに。宿泊する民宿に荷物を預けて、ランニングウェアに着替えます。
最初に向かったのは島の南部にある「丸山」というところ。青ヶ島は世界的にも珍しい二重式カルデラの島で、外輪山と内輪山があります。その内輪山が丸山です。では出発しましょう!
丸山は約2kmの遊歩道が整備されていて、アップダウンがあまりなく、スピードを出しながら心地良く走り抜けることができます。トレイルランニングだけでなく、ハイキングや散歩にも良さそうです。2kmでは物足りないという方は、心ゆくまでぐるぐる周回するのもいいかもしれません。
さて、ここでスマホをチェック。auはバッチリつながっていました!
続いて向かったのは、青ヶ島の最高地点である「大凸部」というところ。ここからは島の景色が一望できるそうです。
登山口を出発して、石段の登山道を15分ほど走り進めると
大凸部の山頂に到着〜! 絶景です!
大凸部山頂の標高は423m。上から見ると、この島の特徴である二重カルデラの様子がよくわかりますね。中央右寄りに見えるのが、内輪山の丸山。さきほど走ってきたばかりのところです。
ここでもスマホをチェックしてみたところ、auの電波はちゃんと届いていました!
この感動を、いますぐこの場で、友だちに伝えたい! さっそく写真を撮って、Instagramに投稿しちゃいました。
大凸部から下山後、その日は時間の許す限り、島内を走ってまわることに。青ヶ島は急坂が多いですが、そのぶん良いトレーニングになります。
丸山や大凸部のほか、尾山展望公園、池之沢キャンプ場、ヘリポート、そして島民が暮らす島北部の集落まで、auは青ヶ島でバッチリつながっていました。
というわけで、私がこれまで経験した旅よりもはるかに強く印象に残った青ヶ島ラントリップ。アクセスは簡単ではありませんが、9席しかないヘリコプターの予約さえ取れれば、一気に現実の旅に。走っても走っても追いかけてくる壮大な自然がどっしり腰を据えて、ランナーを待ってくれていますよ。
今回のルートマップや拠点情報は『Runtrip』に掲載していますので、興味のある方はそちらもぜひチェックしてみてくださいね。 Runtripより
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