高校生平和大使がスイスへ出発

核兵器廃絶を訴え、結成20年を迎えた「高校生平和大使」は、反核署名を携えスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問する。長崎市では25日、地元から選ばれた2人の出発式が開かれた。

　

式はJR長崎駅前であり、田上富久市長が「自分の言葉で（非核の）思いを伝えてほしい」と激励。大使で長崎県立長崎西高2年の徳永雛子さん（16）は「署名していただいた市民の思いを伝え、核兵器の知見を深めたい」と抱負を語り、特急列車に乗り込んだ。

 

今年の大使は、全国15都道府県の女子高生20人。28日に国連欧州本部へ延べ約11万人分の署名を提出する。共同通信社より