アメリカのホワイトハウスは、米中の貿易問題をめぐる次官級の協議を終えたあと声明を発表し、中国による知的財産権の侵害の問題などについて意見を交わしたことを明らかにしたものの、具体的な成果について言及はなく、貿易摩擦が長期化する懸念が高まっています。
米中両国は、ことし6月以降、途絶えていた貿易問題をめぐる協議を23日までの2日間にわたりワシントンで行い、アメリカ財務省のマルパス次官と中国商務省の王受文次官が出席しました。
協議を終えたあと、ホワイトハウスのウォルターズ副報道官は「米中両国は、知的財産権の侵害といった中国の問題に対応することで、公正な関係を築くための意見を交わした」とする声明を発表しました。
協議に先立って、トランプ大統領は、ロイター通信のインタビューで「進展は期待していない」と述べていましたが、今回のホワイトハウスの声明にも、具体的な成果について言及はありませんでした。
協議の期間中だった23日には、トランプ政権が、中国からの160億ドル規模の輸入品に高い関税を課す第2弾の制裁措置を発動したのに対して、中国側も同規模の報復措置をとり、追加関税の応酬を回避することはできませんでした。
米中の貿易摩擦はエスカレートする一方で、長期化する懸念が高まっています。
協議を終えたあと、ホワイトハウスのウォルターズ副報道官は「米中両国は、知的財産権の侵害といった中国の問題に対応することで、公正な関係を築くための意見を交わした」とする声明を発表しました。
協議に先立って、トランプ大統領は、ロイター通信のインタビューで「進展は期待していない」と述べていましたが、今回のホワイトハウスの声明にも、具体的な成果について言及はありませんでした。
協議の期間中だった23日には、トランプ政権が、中国からの160億ドル規模の輸入品に高い関税を課す第2弾の制裁措置を発動したのに対して、中国側も同規模の報復措置をとり、追加関税の応酬を回避することはできませんでした。
米中の貿易摩擦はエスカレートする一方で、長期化する懸念が高まっています。
NHK NEWS WEB より
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