2018年8月25日、澎湃新聞は、日本女子サッカーが短期間でU17、U20、A代表の3階級すべてを制覇できた理由について分析する記事を掲載した。
記事は、24日にフランスで行われたU20女子ワールドカップ決勝で、日本代表(ヤングなでしこ)がスペインと対戦し、3―1で勝利して見事優勝したと紹介。A代表の11年女子ワールドカップ、14年のU17女子ワールドカップでの優勝に続き、3階級すべてをわずか7年で制覇する「大満貫」を達成したと伝えた。
その上で、「以前は全く評判が聞かれることはなかったのに、今や世界王者となり、中国女子サッカーのずっと先を行くようになった」と指摘。日本女子サッカーが短期間で世界一になるほど強くなった理由について分析した。
記事は、日本で女子サッカー界内にいたことのある人の話を紹介。「日本サッカーで印象深いのは、訓練がとても系統的であることだ。サッカー全体に統一した訓練があるため、それぞれの女子サッカーの指導幹部のスタイルも一致しており、チームに早く適応できる」と語ったという。
記事によると、「中国にはこのような系統的なシステムがなく、各地の女子サッカーがそれぞれの方向に進んでいる」という。また、「日本はテクニック面でも向上しており、これが日本の強さにつながっている」と分析。日本サッカー協会は10年から、女子選手の海外プレーを奨励しており補助金も出しているが、中国では海外でプレーする女子はほとんどいないことも指摘している。
さらに記事は、「幼い時から日中ではすでに差ができている」と分析。日本では多くの女子選手が放課後や余暇を利用して練習しているものの、多くの人がサッカーを続けられる環境が整っているという。しかし、中国では中学や高校に入ると親が勉強への影響を心配し、本人もいい学校へ行きたいと思うため、サッカーを辞める人が多いと指摘した。
また、サッカー協会の態度にも違いがあると分析。中国サッカー協会の公式サイト上の女子サッカーに関する最新情報は今年4月から更新されておらず、監督はすでに2人交代しているにもかかわらず、いまだに古い情報のままだという。記事は「日本に追いつきたいなら、基本的なところから始め、サッカー協会の管理を強化する必要がある」と論じた。
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年8月26日日曜日
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