日本の自動車メーカーは世界的にも大きなシェアを占めている。2017年の販売台数ランキングでは、2位にルノー・日産・三菱連合が、3位にトヨタがランクインしている。ホンダも7位に入っており、日本の自動車メーカーの良さはなんといっても高品質と燃費だろう。中国メディアの快資訊は23日、「品質と燃費の良さが売りの日本の自動車メーカーに中国はいつになったら追いつけるのか」と題する記事を掲載した。
記事によると、海外の自動車メーカーはいち早く新技術を導入するが、日本の自動車メーカーは最新技術よりも質を重視しているという。記事は、トヨタはハイランダーとクラウンに2016年モデルからターボを搭載したが、欧州に遅れたのは、技術が成熟するまで使わなかったためだと説明。低コストを追及し、故障のリスクを抑えるためだが、これはトヨタに限ったことではなく、日本人は「完璧主義的な」匠の精神があるからだと結論付けている。
記事は日本人の質へのこだわりについて、ほとんど「あらさがし」の域に達するほどだが、それゆえに日本製品は一流品になれると称賛。日本メーカーのサプライヤーになるのは要求が高いため非常に難しいが、いったんサプライヤーになれば10年先、あるいは、数十年先のビジネスが保障されるため、腰を落ち着けて研究開発に打ち込め、より質の高く安定した製品が作ることができ、日本の自動車業界を安定させていると分析した。
では、いつになったら中国の自動車業界は日本に追いつけるのだろうか。記事は、そう遠くない将来だと主張。多くの技術は日本だけのものではなくなっており、日本には安定した最高レベルの技術者が揃っているものの、今では最新設備の導入で一般の技術者でも一流の製品を作れるようになっていると論じた。さらに、中国も新材料や新エネルギーの研究開発が進んでおり、市場マーケティングとコストの面でも優勢であるため、近いうちに日本を追い越し、むしろイノベーションの強い米国の自動車業界がライバルとなるだろうと、将来を非常に楽観的に展望している。
中国の製造分野での進歩には目を見張るものがあるものの、記事が主張するような展開になるかどうかは疑問だ。しかし、日本でも最近では自動車業界を含め不正などが問題となっている。中国に追い越されることのないよう気を引き締める必要があるのではないだろうか。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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