韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今週初めから、相次いで公式日程をキャンセルしたことが波紋を広げている。「疲労からくる風邪のため、休暇を取った」とされているが、朝鮮半島情勢が注目されるなか、同盟国である米国のジェームズ・マティス国防長官との会談まで中止となったのは尋常ではない。政界では、文氏の健康状態について深刻ではないかとの分析・憶測も流れている。
《4日間公式席上に姿を見せない文大統領、何があった?》(中央日報、28日)
《米国防長官との会談も中止、心配される文大統領の健康状態》(朝鮮日報、28日)
文氏について、韓国メディアはこう報じている。
中央日報の記事では、文氏が27日、モムサル風邪(=疲れによる風邪)で週末までのすべての日程を取り消したと報じた。青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は同日、「文大統領がロシア訪問など過密スケジュールと累積した疲労により、モムサル風邪をひいた」と説明し、29日までの日程が中止、延期になったことを明らかにした。
文氏は先週、ロシアを訪問し、22日にはウラジーミル・プーチン大統領と首脳会談を行っている。朝鮮日報によると、文氏は24日にロシアから帰国して以降、公式のスケジュールをこなしておらず、25日に予定されていた首席・補佐官会議は開催されず、翌日に釜山で開かれた26日の朝鮮戦争関連行事についても、天候悪化を理由に参加を取りやめた。
27日には、サッカーW杯ロシア大会で、韓国が、前回優勝のドイツを相手に歴史的な勝利を挙げたにもかかわらず、文氏のメッセージは発表されなかった。28日に予定していたマティス氏との会談も中止となった。
北朝鮮情勢が激動するなか、米国防長官との会談までキャンセルするのはただごとではない。
朝鮮日報は、政界に「経済や北朝鮮問題など国内外で至急の懸案が山積している中、1週間も公式スケジュールをこなしていないということは、文大統領の健康状態が思ったより深刻なのではないか」との憶測が流れていると伝えている。夕刊フジより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年6月30日土曜日
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