2018年6月28日、環球時報によると、破産申請をした産業機械メーカー・山東常林機械集団で製品のずさんなねつ造が行われていたことが分かった。
ねつ造が行われていたのは同社の傘下企業・中川液圧。コア技術を所有しているとしていた油圧製品のひとつの油圧ポンプが、実際には日本の川崎重工のポンプを流用し、自社製品に見せかけていたという。
山東常林機械集団は業界でも影響力のある大手企業として知られた存在だった。国や省から年2億元(約34億円)の研究助成金を得ており、8年で総額15億元(約255億円)の助成を受けていた。
なお、同様のねつ造は過去にも起きている。2006年、中国国産として開発された最先端のDSPチップ「漢芯」が実はモトローラ製の半導体で、チップ表面の文字を削って別の刻印にすり替えるという悪質でずさんな不正が発覚し、大問題となった。
今回のねつ造も「漢芯と同種の手口だ」とされ、「信用こそ科学研究の生命線であり、ねつ造は中国の科学研究やイノベーションを脅かす致命的な問題になりかねない」と記事は指摘している。
この報道に、中国のネットユーザーからさまざまな意見が寄せられている。
「われわれの国はひどいものだ」
「よほど神経がずぶといのだろう」
「ねつ造なんて平常業務。特段珍しくもないだろう」
「氷山の一角では?」
「この1社だけがねつ造をしていたわけではあるまい」
「こうも単純な手口で多額の研究費を引き出せるとまじめに働く気がなくなってしまう」
「多くの助成金がどぶに捨てられている…」
「ねつ造で多額の助成金を…大したものだ」
「処罰が軽すぎるのでは?」
「こんな不正をする人たちは厳罰にすべきだ」
「国は富んでも国民は貧しいまま」
「法治国家にはまだまだほど遠いね」
「上が悪いから下もまねをしてしまう。当たり前の出来事だと言える」
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年6月29日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿