「いよいよ本番」「非常にわくわくしている」。探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に到着した27日午前、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の管制室がある相模原市内の施設では、チームの幹部が喜びを語った。
チームは同日午前7時10分、はやぶさ2に往路最後となる軌道制御のエンジン噴射を指示する信号を送信。予定通り同9時半と35分に噴射が行われた。
約20分後、管制室ではチームを統括する津田雄一プロジェクトマネージャが「はやぶさ2リュウグウ到着!」と書かれた紙を掲げ、到着を宣言。その瞬間、大きな拍手が起こり、約30人のメンバーは握手や抱擁を交わした。
初代「はやぶさ」のプロジェクトマネージャを務めた川口淳一郎さんも管制室を訪れて喜んだという。
吉川真ミッションマネージャは「とうとうここまできた。まずはほっとしたのが正直なところだが、いよいよ本番。気を引き締めてたくさんのデータを取って科学の成果を挙げ、新しい技術に挑戦していく。緊張感が出てきた」と語った。
久保田孝教授も「粛々と平常心で運用できたのは、初代の経験の上にチームが一丸となって練習し、考えてやってきたことの表れだ。非常にわくわくしている」と笑顔を見せた。
久保田氏は「13年前の初代の到着を思い出す。今、次の世代が着々とやっているのが非常にうれしい」と感慨深げに話した。
26日に撮影されたリュウグウの最新画像も公開。チーム内では「大きな岩の塊が星の全面にわたって多い。クレーターが深いかもしれない」などと話し合っているという。
吉川氏は「ぱっと見ても、かなりの科学の成果が挙がりそうだという直感が私にはある。
目的地をリュウグウにして本当に良かった。今後データを取ると、かなり新しいことが分かるだろう」と強調。「人工クレーターの作成など、技術的にも新しい挑戦がどこまでできるか期待してほしい」と付け加えた。
チームは27日午後、翌日からの観測に備え、機体が高度約20キロに安定してとどまり続けるように信号を送る。8月中旬ごろには物質を採取するための着地点を含め、探査のスケジュールを固める見通しという。産経ニュースより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年6月27日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿