2018年6月27日水曜日

小惑星到着、歓喜のJAXAチーム

「いよいよ本番」「非常にわくわくしている」。探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に到着した27日午前、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の管制室がある相模原市内の施設では、チームの幹部が喜びを語った。
 
チームは同日午前7時10分、はやぶさ2に往路最後となる軌道制御のエンジン噴射を指示する信号を送信。予定通り同9時半と35分に噴射が行われた。

約20分後、管制室ではチームを統括する津田雄一プロジェクトマネージャが「はやぶさ2リュウグウ到着!」と書かれた紙を掲げ、到着を宣言。その瞬間、大きな拍手が起こり、約30人のメンバーは握手や抱擁を交わした。

初代「はやぶさ」のプロジェクトマネージャを務めた川口淳一郎さんも管制室を訪れて喜んだという。

吉川真ミッションマネージャは「とうとうここまできた。まずはほっとしたのが正直なところだが、いよいよ本番。気を引き締めてたくさんのデータを取って科学の成果を挙げ、新しい技術に挑戦していく。緊張感が出てきた」と語った。

久保田孝教授も「粛々と平常心で運用できたのは、初代の経験の上にチームが一丸となって練習し、考えてやってきたことの表れだ。非常にわくわくしている」と笑顔を見せた。

久保田氏は「13年前の初代の到着を思い出す。今、次の世代が着々とやっているのが非常にうれしい」と感慨深げに話した。

26日に撮影されたリュウグウの最新画像も公開。チーム内では「大きな岩の塊が星の全面にわたって多い。クレーターが深いかもしれない」などと話し合っているという。

吉川氏は「ぱっと見ても、かなりの科学の成果が挙がりそうだという直感が私にはある。

目的地をリュウグウにして本当に良かった。今後データを取ると、かなり新しいことが分かるだろう」と強調。「人工クレーターの作成など、技術的にも新しい挑戦がどこまでできるか期待してほしい」と付け加えた。

チームは27日午後、翌日からの観測に備え、機体が高度約20キロに安定してとどまり続けるように信号を送る。8月中旬ごろには物質を採取するための着地点を含め、探査のスケジュールを固める見通しという。産経ニュースより

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