2018年6月28日木曜日

中国が強くなってW杯に出場するには「日本に学ぶしかない」

ワールドカップ(W杯)ロシア大会で、グループリーグ突破の期待が高まっている日本代表。中国では日本がここまで健闘すると予想していた人は少なかったようで、日本代表の戦いぶりに驚いたという人は多いようだ。

中国メディアの快資訊はこのほど、日本代表の試合巧者ぶりは中国のサッカー関係者にも大きな影響を与えていると伝え、中国中央電視台のサッカー評論家も「中国が強くなってW杯に出場するには日本に学ぶしかない」と述べていることを紹介した。

記事は、日本代表が6大会連続でW杯に出場していて、W杯での成績も徐々に良くなってきていると紹介。一方、韓国は1986年から2018年まで10大会連続でW杯に出場しているが、決勝トーナメントに進出したのは2002年の日韓大会の時だけだと指摘。しかも、日韓大会における韓国の成績には疑問が根強く存在するのも事実だと伝えた。

さらに、日本と韓国にはそれぞれ「特徴」があり、日本のサッカーはパス回し、韓国のサッカーは身体能力と走力が特徴的だと強調。日本のサッカーはさほど強力そうには見えないが、実際にはリズムを作って試合を自分たちのペースで進めることができることを紹介し、「中国が強くなりたいならば、模範とすべきなのは日本である」と強調した。

また記事は、中国代表の選手たちがなかなか成長できない理由として、「中国国内のクラブで十分なお金が稼げてしまい、海外に出ていくモチベーションが高まらない」という点を挙げ、中国の選手たちも積極的に海外のクラブに出ていく必要があると伝えている。サーチナより

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