国産初のジェット旅客機、MRJを開発する三菱航空機は27日、アメリカの試験拠点で、機体を急旋回させたり飛行速度を大きく変えたりする飛行試験の様子を初めてメディアに公開しました。
三菱航空機は、アメリカ西部ワシントン州のモーゼスレイクを拠点に、安全性を担保する型式証明の取得に向けてMRJの飛行試験を重ねていて、27日、試験の様子を初めてメディアに公開しました。
大勢の報道陣が見守る中、離陸した機体は飛行試験のプログラムに沿って、上空で左右に急旋回したり飛行速度や高度を大きく変えたりしていました。
三菱航空機は現在、4機のMRJを使って飛行試験を行っていて、これまでに型式証明の取得に必要な時間の半分以上を飛行したということです。
MRJは日本やアメリカの航空会社などからすでに400機近くの受注を獲得していますが、設計の変更などで開発が大幅に遅れ、納入時期は5回も延期されています。
三菱航空機フライトテストセンターの岩佐一志センター長は「小さなトラブルはこれからもあると思うので、きちんと修正して飛ばし続けることが課題だ。2年後に控えた機体納入までの道筋が見えてきたので、確実に飛行試験を進めたい」と話していました。
大勢の報道陣が見守る中、離陸した機体は飛行試験のプログラムに沿って、上空で左右に急旋回したり飛行速度や高度を大きく変えたりしていました。
三菱航空機は現在、4機のMRJを使って飛行試験を行っていて、これまでに型式証明の取得に必要な時間の半分以上を飛行したということです。
MRJは日本やアメリカの航空会社などからすでに400機近くの受注を獲得していますが、設計の変更などで開発が大幅に遅れ、納入時期は5回も延期されています。
三菱航空機フライトテストセンターの岩佐一志センター長は「小さなトラブルはこれからもあると思うので、きちんと修正して飛ばし続けることが課題だ。2年後に控えた機体納入までの道筋が見えてきたので、確実に飛行試験を進めたい」と話していました。
NHK NEWS WEBより
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