中国では、1990年代初頭のバブル崩壊から続いた日本経済の低迷を「失われた20年」と呼ぶことが多い。同じころから急速な発展を見せた中国と比べると、日本は何をしていたのかと思うのも無理はない。では日本はこの20年あまり、全く成長していなかったのだろうか。中国メディアの快資訊は24日、押し黙ってしまった隣国・日本は、この20年間何をしていたのかと題する記事を掲載した。
記事は今の日本について、政府も経済が低迷期に入ってからさまざまな政策を取っているものの、少子高齢化の影響などで本当の意味では元に戻っていないと指摘。それに比べて、中国の台頭は目覚ましく感じると伝えた。家電やスマートフォン市場を見れば、日本メーカーが次々撤退しているのに対し、中国メーカーが続々と台頭しており、勢力図の変化は一目瞭然だ。記事は、多くの中国人の目に日本は「没落した先進国」と映っていると紹介した。
では、日本経済は本当に没落したのだろうか。記事は、多くの中国人が注意していないだけで日本には多くの進んだ面があると指摘した。世界で最もクリーンな政府、治安の良さ、科学技術とイマジネーション、貧富の差が少ないことなどだ。さらには、ノーベル賞受賞者の数も多く、食品安全、医療保険、平均寿命、一人当たりのGDPなど中国が日本に及ばない点は多い。日本はこの20年、何もしていなかったわけではないと言えるだろう。
例えば、スマートフォン1つを見ても、その中身の部品の多くを日本メーカーが提供している。つまり、日本は家電などのローエンド分野から、人工知能や新エネルギー分野などの新興技術に方向転換したと言え、「中国は日本がいらなくなったものを拾って喜んでいる」と論じた。
では、中国は日本に対してどんな見方をするのが正しいのだろうか。日本が多くの分野で成功していることを認め、反省につなげるように勧めた。中国はなにかにつけて自画自賛する傾向があるが、進歩したいなら他人の成功を直視しなければならないと締めくくった。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年6月26日火曜日
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