「停電爆弾」とも呼ばれるこの兵器は、導電性の高い炭素繊維を空中で爆発させ、送電線に付着させることで、電力網を麻痺させるというものだ。
韓国軍は、大量反撃報復作戦のKMPR(Korea Massive Punishment & Retaliation)を実現させるために、この兵器の開発を進める方針だ。有事の際に電力網を麻痺させることで、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の指揮連絡体制を無力化させられるというわけだ。
ちなみに、北朝鮮の電力事情は非常に劣悪であることで知られている。特に、渇水で水力発電所が稼働できなくなる冬季の電力事情は最悪で、何ヶ月も電気が供給されないことはざらにある。
北朝鮮当局は、水力発電所の建設を各地で進めているが、手抜き工事により、稼働できない事態が起きている。 デイリーNKジャパンより
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