2017年7月28日金曜日

韓国・平昌五輪成功祈願の遠泳大会が急きょ中止、参加費の「詐欺」

2017年7月27日、韓国・聯合ニュースによると、韓国東岸、江原道(カンウォンド)東海(トンヘ)市で予定されていた遠泳大会が悪天候などのため急きょ中止となったが、参加費が払い戻されないことに強い反発が起こっている。

市内の望祥(マンサン)海水浴場では今月21〜23日、社団法人全国海水泳連合会が主催し、平昌(ピョンチャン)冬季五輪成功開催祈願イベントとして「第1回全国長距離海水泳東海望祥大会」が開かれる予定だった。東海は、五輪開催地である平昌や江陵(カンヌン)からも程近い日本海岸の街だ。

同大会には3万〜7万ウォン(約3000〜7000円)の参加費を出して2300人余りが登録したが、大会当日の22日、激しい風雨と高波で競技場所となる望祥海水浴場一帯が遊泳禁止となり、また23日も天気が好転せず、結局主催側は22〜23日の大会を中止とした。

事前に集めた参加費について、主催者側は、「海水浴場の管理者が気象状況によって遊泳を禁止した場合や自然災害で大会が中止となった場合、参加者は返金を請求することができない」との大会競技規定に基づき返金しないこととし、来年度の参加費を半額にする措置を決めた。

しかしこの決定に、参加者らは「一方的な大会の中止で参加費を食い逃げされた」と激しく反発しており、ネット掲示板には法的対応に出るとの声が上がるまでになっている。

ある参加者は、参加を決めたことを「最悪の選択だった」とし、「東海市は恥だけをかいた大会だったという事実をぜひ認識してほしい」と述べた。また他の参加者も「主催側に一方的に有利な規定を定め参加者だけが損をするのは、国民中心の社会とは言えない」とし、「主催側が参加費を全額返金して謝罪すべきだ」と述べている。

なお、主催側代表は中止の公告で「主催側は、『この程度なら開催できるのではないか』という予測不可能な状態で冒険的な大会を強行することはできない。すべての選手の安全が保証された状態で大会に臨む」との方針を示している。

しかし、この話題について韓国のネットユーザーから寄せられた意見は、そのほとんどが主催者側に批判的なものだ。コメント欄には、「自然災害で中止したと言いながら参加者だけが損害を被って、自分たちは何の損害がなくても平気。どこからそんな考えになるんだ?」「当然、返金すべき」「公的機関がこんなことをしてもいいのか?」と厳しい声が並ぶ。

また「詐欺師だ」「こんなに堂々と参加費をだまし取る手口があったとは」「どうせ来年の大会も中止しにして参加費を奪い取る気だろう」「梅雨時に開催日程を設定したのも、参加費を奪い取るつもりだったからだ」など、主催側の裏の思惑をうかがうような声もあった。  レコードチャイナより

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