政府は北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、29日午後、改めてNSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開き、対応を協議しました。
安倍総理大臣はこのあと記者団に対し、発射されたのはICBM=大陸間弾道ミサイル級であり北朝鮮の脅威が増しているとして、さらなる挑発行為に備え高度な警戒態勢を維持する考えを示しました。
政府は、28日深夜、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、29日午後1時前から安倍総理大臣や菅官房長官、岸田外務大臣らが出席して改めてNSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開き、最新の情報の分析結果の報告を受けて対応を協議しました。
このあと安倍総理大臣は記者団に対し、今回の弾道ミサイルはICBM=大陸間弾道ミサイル級だという認識を示したうえで「日米双方にとって北朝鮮の脅威が増したことが現実のものとなった、明確になった」と述べました。
このあと安倍総理大臣は記者団に対し、今回の弾道ミサイルはICBM=大陸間弾道ミサイル級だという認識を示したうえで「日米双方にとって北朝鮮の脅威が増したことが現実のものとなった、明確になった」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「日米・日韓の外相レベルの電話首脳会談などで、日米韓で国連安保理における対応も含めて圧力を強化していくことで完全に一致した。また中国に対する働きかけをさらに強めていくことが極めて重要であるという認識の共有をした」と述べました。
そして安倍総理大臣は「北朝鮮のICBMの開発は国際社会の安全に対する重大な現実の脅威であり、日米・日韓、そして日米韓の強い結束のもと、国際社会と緊密に連携をしながらきぜんと対応していく。また北朝鮮のさらなる挑発行為も十分に可能性がある。高度の警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期していく」と述べました。
NHKニュースより
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