マドゥロ大統領は、新憲法を制定する「制憲議会」の招集を発表し、構成員545人を選出する選挙を30日に実施する方針を示していたが、独裁につながるとして反発が広がっている。
ベネズエラの国会で多数派を占める野党や国際社会は、マドゥロ氏への圧力を強めており、米財務省は26日、閣僚や軍幹部などマドゥロ政権の現職・元高官ら13人について、米国内における資産凍結などの経済制裁を発表。マドゥロ氏は30日の選挙実施見合わせを余儀なくされた。
一連のデモでは26日、同国西部で抗議活動中の男性(30)が銃撃を受け死亡したほか、検察当局によると首都カラカス(Caracas)で起きた衝突で少年(16)が死亡。死者は合わせて105人になった。 (c)AFPより
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