マイナンバーカードの普及を促すため、診療所の受付で診察券の代わりに使えるサービスを総務省が検討し、このほど実証実験を行った。ユーザーが診療所ごとに持っている複数の診察券を、1枚のマイナンバーカードに集約することで利便性を高める狙い。
【実証実験の概要】
2017年6月に群馬県前橋市の診療所で実証実験を実施。受診者が受付の端末にマイナンバーカードをかざすと、クラウドから診察券番号、氏名などのデータを呼び出し、受付スタッフが本人確認できる。クラウドの管理などは、ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構が担当した。
本人確認には、公的個人認証サービス(JPKI)を使う。JPKIは、ネット上での手続きなどで、マイナンバーカードに記録されている電子証明書を使い、ユーザー本人かどうかを確認する仕組み。マイナンバー(個人番号)そのものは利用しない。
総務省は、サービスの維持にかかるコストの評価、ビジネスモデルの検討などを行い、最終的には民間サービスとして自走させるとしている。連携する診療所、病院の数を増やし、1枚のマイナンバーカードで複数の診察券を代替できるようにするという。
一方、厚生労働省などは、マイナンバーカードを健康保険証としても利用できるサービスを18年度から段階的に始めるとしている。
●マイナンバーカードの普及、“多機能化”が鍵?
総務省によれば、マイナンバーカードの交付枚数は約1147万枚、人口に対する交付率は約9.0%。さらなる普及には、マイナンバーカードの多機能化が鍵になりそうだ。
すでにマイナンバーカードを使い、コンビニで住民票の写し、印鑑登録証明書などを取得できるサービスが始まっているが、「そうした証明書を取る機会はそう多くないので、さらにマイナンバーカードを使える場面を増やしていく必要がある」(総務省情報通信政策課)。
17年秋ごろに本格スタートする、自分のマイナンバーに関連するさまざまな情報を管理できる「マイナポータル」のログイン時に、マイナンバーカードを使うようにして利用を促す。これに加え、診察券や健康保険証としての利用、チケット高額転売を防ぐシステムへの活用など、民間サービスでの利用機会を増やす考えだ。「マイナポータルの運用開始は普及の試金石。さらに機能を増やし、普及に拍車を掛ける。マイナンバーカードは便利だと思ってもらいたい」(同課) yahooニュースより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年7月31日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿