北朝鮮の国営メディアは、朝鮮戦争の休戦から64年となった27日、アメリカに対し、「滅亡の奈落に転がり落ちるのが運命だ」と威嚇しました。一方、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の動静報道は、2週間途絶えていて、新たなミサイルの発射に立ち会うためピョンヤンを離れているのではないかという見方も出ています。
北朝鮮は、1953年に朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた7月27日を、「戦勝記念日」と位置づけていて、27日は祝日となっています。
国営テレビは、通常より早い日本時間の午前9時半から放送を開始し、26日開かれた記念の中央報告大会のもようを再び放送しました。
また、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、1面に社説を掲載し、「アメリカの心臓部を攻撃できるICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験の成功で、アメリカの核戦争の威嚇に終止符を打つ戦略兵器を持った」と主張しました。
国営テレビは、通常より早い日本時間の午前9時半から放送を開始し、26日開かれた記念の中央報告大会のもようを再び放送しました。
また、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、1面に社説を掲載し、「アメリカの心臓部を攻撃できるICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験の成功で、アメリカの核戦争の威嚇に終止符を打つ戦略兵器を持った」と主張しました。
そして、「滅亡の奈落に転がり落ちるのがアメリカの運命だ。アメリカが白旗を掲げてひざまずくその日まで、一層前進していく」と威嚇し、核・ミサイル開発を今後も加速させる姿勢を強調しました。
一方、アメリカ政府の当局者は、北朝鮮が今月4日にICBMを発射したと主張する北西部のピョンアン北道クソン(亀城)付近で、先週から弾道ミサイルの発射に使われる機材を搬入する動きが確認されていることを明らかにしています。
さらに、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の動静報道は、ICBMの開発に携わった関係者の表彰式に出席したと伝えられた今月13日を最後に2週間途絶えていて、新たな発射に立ち会うためピョンヤンを離れているのではないかという見方も出ています。
こうしたことから、北朝鮮が27日にも、ICBM級の弾道ミサイルの再発射に踏み切る可能性があるとして、各国が警戒を続けています。 NHKニュースより
一方、アメリカ政府の当局者は、北朝鮮が今月4日にICBMを発射したと主張する北西部のピョンアン北道クソン(亀城)付近で、先週から弾道ミサイルの発射に使われる機材を搬入する動きが確認されていることを明らかにしています。
さらに、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の動静報道は、ICBMの開発に携わった関係者の表彰式に出席したと伝えられた今月13日を最後に2週間途絶えていて、新たな発射に立ち会うためピョンヤンを離れているのではないかという見方も出ています。
こうしたことから、北朝鮮が27日にも、ICBM級の弾道ミサイルの再発射に踏み切る可能性があるとして、各国が警戒を続けています。 NHKニュースより
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