2017年7月27日、韓国・JTBCテレビは、本格的な夏の休暇シーズンを迎え、韓国の観光地で横行している「落書き」の問題について報じた。
まず紹介されたのは、ソウルから地下鉄でアクセスでき、首都圏の観光客も多く訪れる烏耳島(オイド)の観光名所「赤い灯台」。展望台からは眼下に西海(ソヘ)の干潟を見渡すことができるが、灯台内部の壁は「来訪記念」の文字や愛の告白メッセージで埋め尽くされ、きれいな部分を探すのが大変なほど。落書き禁止の掲示や清掃作業も効果がなく、管轄の地方自治体もお手上げ状態と話す。
奇岩怪石が絶景を成す名所、仁川(インチョン)の仙女岩(ソンニョバウィ)海水浴場も例外ではない。岩の表面には白いペンキのでかでかとした文字が各所にあり、こちらは落書きではないが岩の間にはバーベキューをした焼け焦げの跡も見つかる。
山や海のみならず、由緒ある遺跡の落書き被害も深刻だ。2014年に世界文化遺産に登録され、年間400万人が訪れる南漢山城(ナマンサンソン)も、楼閣の柱や城郭の随所に落書きがあり、中にはとがった道具などを使って彫られたものもあるそうだ。
韓国では、観光地や国立公園での落書き行為は軽犯罪法や環境法などにより罰金や過料賦課の対象になっている。JTBCは「『自分一人くらいは大丈夫だろう』という落書きは、数百年の歴史を持つ文化遺産に対するわれわれの恥ずべき自画像だ」とまとめた。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「中国人を非難できない」「レベルが低過ぎる」など非難コメントが相次ぎ、「防犯カメラで追跡して罰金を取るべき」「口だけじゃなく、ちゃんと処罰して」と強く求める声も上がっている。
一方で、「偉人は歴史がその名を残し、ごみは自らの手でその名を残す」「『自然は祖先から譲り受けたものではなく、子孫から借りているのだ』という奥深いことわざがある」と名言を寄せるユーザーもいた。 レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年7月31日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿