2017年7月27日木曜日

ヒアリ根絶計画を続行=年34億円に

【7月26日 時事通信社】オーストラリアの連邦政府と各州の農相は26日、強い毒を持つヒアリの根絶に向けた対策費の倍増で合意した。効果を上げていないとの批判もあったが、対策を強化し、根絶を完遂することが国益にかなうとの考えで一致した。
 
豪州では2001年以降、東部クイーンズランド州などにヒアリが侵入。強力な殺虫剤を散布したり、熱探知カメラを搭載したヘリや探知犬で巣を探索したりして、地道に駆除に取り組んできた。

今後10年間の対策費は1年当たり3800万豪ドル(約34億円)で、従来の2倍近い。国と州が協力して効率的な駆除を進められるよう独立した監視機関の設置も決めた。クイーンズランド州の農業担当幹部は「ヒアリ根絶に近づいているが、計画の継続が必要だ。まだやれることは多い」と力説した。(c)時事通信社

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