中国メディア・今日頭条は9日、「日本の兵士の戦力はどのくらい? 抗日戦争の老兵はとても強かったと語っている」とする記事を掲載した。
記事は、近年中国のテレビやネット上を席巻している「抗日神ドラマ」では、武術の達人が日本兵を真っ二つに割いたりするなど非現実的な内容で視聴者を驚かせているとし、「制作者にとって日本鬼子は一撃にも耐えられない存在のようだが、日本の侵略者の戦力は本当にそんなに弱かったのだろうか」と疑問を提起した。
そのうえで、70年以上前の抗日戦争に従軍していた100歳になる元兵士が語った経験談を紹介。この兵士が「ちょっとでも気を抜けばたちまち命はなかった。日本軍の武器は進んでいて、飛行機、戦車、大砲などはわが軍にはないものだった。実際日本軍の実力はとても強かった」と語ったことを伝えた。
また「今の抗日神ドラマでは1人で鬼子の部隊を消滅させたり、まるで神がかったかのように攻撃が百発百中したりする。しかし、抗日戦争時の日本軍はみな経験豊富で、武士道精神を持っている兵士たちだったため、戦場ではとてもすごかった。ドラマの中の様子とは全く違う。当時の日本の侵略者たちは中国全土を占領しようという一心で、兵器にも兵士の訓練にも多大なコストをかけていた。訓練は非常に高いレベルのものであり、その戦闘力は推して知るべしだ」とし、日本軍の兵士は強力で恐るべき存在であったとの見解を示したことを紹介している。
もはや中国の「抗日神ドラマ」は中国式エンターテインメントの1つとして割り切って考えるべき代物であり、これを歴史的な事実とごちゃ混ぜにしてはいけない。ただ、実際の戦争を知らず、このようなドラマばかりを見てきた人びとにとっては、その区別をつけるのは難しいのだろう。
サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年6月10日土曜日
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