2017年6月9日金曜日

ドライバー不足などに対応 最新トラックの展示会

ドライバー不足などに対応 最新トラックの展示会

物流業界で、ドライバーの人手不足や長時間労働が問題となる中、最新のトラックの展示会が千葉市で開かれ、荷物をより効率的に運ぶために開発された車両が紹介されています。
千葉市の幕張メッセで開かれている展示会には、トラックのメーカーや運送会社など38社が参加しています。

会場に展示された車両のうち、車両の長さが国の規制を超える23メートル余りの大型トレーラーは、1回で運べる荷物を大幅に増やそうと開発されたもので、規制の緩和を念頭に、国も参加して公道での走行試験が行われているということです。

また、トラックの運転席がある部分と荷台の部分を簡単に分離できるトラックは、ドライバーの負担を減らすために開発されました。荷物を積んで物流拠点に到着したトラックから荷台の部分を切り離し、別の荷台を付け替えれば、ドライバーが自分で荷物の積み降ろしをする必要がなくなり、労働時間の短縮や輸送スピードの向上が見込めるとしています。

このほか、道路が狭い住宅地で、荷物を台車で運ぶ作業をなくせるように、軽自動車より小さくした三輪の電気トラックなども展示されています。

展示会を主催した横路美亀雄さんは「ドライバーの不足が深刻になる中で、効率的な運送作業を促す車両づくりが大切になっていく」と話していました。この展示会は、千葉市の幕張メッセで10日まで開かれます。 NHKニュースより

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