映像制作会社の円谷プロダクション(東京)が、無断でウルトラマン映画を作っている中国企業と戦っている。身勝手な言い分で“中華ウルトラマン”を正当化する中国側に対し、円谷プロは自らの合法的な権利を守るため、徹底して争う方針を表明している。
著作権侵害だ
問題の映画はコンピューターグラフィックス(CG)アニメーション「鋼鐵飛龍之再見奥特曼」(ドラゴンフォース 帰ってきたウルトラマン)。中国広東省のCG製作会社「広州藍弧文化伝播有限公司」が2017年7月10日、北京で製作を発表した。
この発表の模様がインターネットで公開されると、日本だけではなく中国国内のファンからも批判の声が巻き起こった。余興で登場したウルトラマンにふんした人物は体に色を塗っただけで、なぜかあごが突き出ており、本物のウルトラマンとは似ても似つかぬ姿形だったからだ。
実は円谷プロは、このネット動画が公開される前から“中華ウルトラマン”について把握しており、16年から警告書を送るなどして製作中止を求めていた。
17年9月には、無断でウルトラマンを使ったとして、この製作発表に関わった2社を相手に損害賠償などを求める訴訟に踏み切ったが、映画は予定通り10月から約1カ月、中国全土で公開された。
円谷プロは9月の提訴は取り下げ、今年2月に今度は製作会社や配給会社など計6社を相手取り、映画および宣伝映像の放送の即時停止などを求める訴えを上海の裁判所に起こし、これが3月に受理された。産経ニュースより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年4月1日日曜日
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