2018年4月24日、韓国・ニュース1によると、2015年末に締結された「日韓慰安婦合意」の無効を主張し、ソウルの日本大使館でデモを行った大学生に罰金刑が確定した。
韓国の大法院(最高裁)第1部は「暴力行為等処罰に関する法律(共同住居侵入)」と「集会およびデモに関する法律」違反の疑いで起訴された大学生のキム被告に罰金200万ウォン(約20万円)を宣告した原審を確定した。またキム被告と同じ容疑で起訴された他の大学生2人にも、それぞれ罰金50万ウォン(約5万円)と罰金30万ウォン(約3万円)を宣告した原審を確定したという。
元慰安婦を支援する大学生の団体「平和の蝶」の代表のキム被告は15年12月、会員らとともにソウル鍾路(チョンノ)区にある日本大使館の建物で「売国交渉を廃棄せよ」などとするスローガンを叫び、約1時間にわたって日本大使館の建物に居座った。
キム被告の弁護人は公判で「被告は建物に侵入しようとの意思を持って侵入したのではなく、社会常規にも違反しない」とし、正当な行動だと主張していた。しかし1審はキム被告らの主張を認めず「建物の所有者や管理人が被告人の占拠や座り込みを事前に知っていれば承諾しなかった」とし、「このような行為は社会常規に違反し、事実上の建造物侵入罪が成立する」と判断した。
さらに「合法的に採択された証拠を見れば、キム被告の公訴事実はすべて有罪」とする判断を示した。一方で「日韓慰安婦合意と国定教科書論争が続く状況の中で、個人的な利益のための行動ではなく不当であることを知らしめるためにした点、暴力などを行っていない点などを考慮すべき」とし、キム被告らに罰金刑を宣告。その後の控訴審でも同じ判断が下されていた。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「大使館の中に入るのは間違い」「意図がどうであれ、法的な例外は許されない」「場所が悪かったな」「日本大使館じゃない所でやったらよかった」など、法の遵守に言及する意見が見られた。
その他に「法的には間違った行動だった。でも応援する」「微力だが、彼らの助けになりたい」などとするコメントもあった。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年4月24日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿