2018年4月27日、韓国・テレビ朝鮮はこのほど、ソウルのある区役所が子どもたちの現場学習用に造った動物飼育場の鶏や犬を、区長や施設管理者らが食べていたという衝撃的なニュースを報じた。
報道によると、同飼育場内では小さな檻(おり)の中に鶏やウサギが、人工池には鯉が、そして珍島(チンド)犬2匹も飼われている。動物は市民の寄付や漢江(ハンガン)公園などから連れてきたそうだ。ここはソウルのある区役所が5年前から運営中の動物飼育場で、家庭菜園もあるなど都会の子どもたちが自然を体験する現場学習用に造られたという。
しかし今回「施設管理者らが密かに動物を食べていた」という衝撃的な証言が物議を醸しているそうだ。
ある関係者からは「鳥インフルエンザの影響などで処分しなければならない時、障害者団体に寄付したり、私たち自身でも捕まえて職員の食事として提供したりしている」との証言が出ているという。また記事は「さらに衝撃的なのは、食卓に上がったのが鶏だけではないという点」とし、4年前には犬肉の夕食会までしたという疑惑も持ち上がっていることを伝えた。この席には区長とその知人7〜8人が出席したとされる。一時は7〜8匹いた犬だが、現在は2匹のみ。失踪した犬の行方は分かっていないとのことだ。
取材が入るや、区役所側は動物飼育場の閉鎖を決定。区長のある側近からは「区長が犬を捕まえて恵まれない人々に分けてくれと言った」と話しているというが、区長は「犬を食べたことも、犬を料理しろと指示したこともない」と疑惑を否定しているそうだ。
これを受け、韓国のネット上も「衝撃的」「ありえない」「ひどすぎる」とショックを隠しきれないようで、「区役所は屠殺場?」「子どもたちのための農場の犬を捕まえて食べた?区長は誰?顔を公開しろ」「子どもが大切に育てていたのに…。よくそれを口にすることができるね」など非難の嵐が起こっている。
早速、大統領府への請願も寄せられたようで「大統領府のサイトの『動物保護法』への同意をお願いします」とのコメントも。
あるユーザーからは「良心で寄付した市民もショックなことだろう。動物が公園に捨てられることも悲しいけど、それ以上に心が痛い」とグサッと刺さる声も上がった。
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年4月28日土曜日
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