2017年12月21日木曜日

文大統領「韓米合同軍事訓練の延期を米国に提案した」

文大統領「韓米訓練、平昌オリンピック以降に延期を検討」米インタビューでティラーソン「演習は予定された日程で遂行、変更計画知らない」波紋。大統領府「米国に提議したが、まだ答えを聞いていないだけ習近平主席とも協議」

文在寅大統領が「平昌冬季オリンピック期間以降に韓米定例合同軍事訓練を延期する案を検討することを米政府に提案した」と表明したことを受けて、数時間後に米国政府が「初耳」と、否定的な反応を示した。韓米同盟間の安保の核心問題で食い違いが絶えない。

レックス・ティラーソン米国務長官は19日(現地時間)、カナダ訪問中に開かれた記者会見で「2018年冬季オリンピックに先立ち、韓国・日本との連合軍事演習を中止(halt)しようというどんな計画も知らない(not aware of)」と話した。

彼は韓米日合同演習について、「この演習は数年間続いてきたし、予定された日程に基づいて遂行される」「訓練と関連する意外な(surprising)ことはなく、予定されたことを変更する計画についても知らない」と繰り返し明らかにした。

これに先立ち、文大統領は、平昌冬季オリンピックの中継主管社である米NBCのインタビューで、北韓の平昌オリンピック参加を推進するとし、「韓米両国は、平昌冬季オリンピックに先立ち、北韓の緊張を緩和させるため、恒例の合同軍事訓練を延期する問題を検討することができる」と話した。「米国にこのような提案をすでに行っており、米国もこれを検討中」ともした。

しかし、このような提案を扱う中核の窓口の一つである米国務長官が「知らない」、「演習は予定された通りに進むだろう」と否定したのだ。朝鮮日報より

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