2017年10月24日火曜日

若狭さん「逆風吹いた」…福田さん「後悔せず」

失速して伸び悩んだ希望の党と、公示前から3倍以上に躍進した立憲民主党。

合流・分裂のドタバタの末、衆院選を戦った野党の「審判の日」の結末は、くっきりと明暗が分かれた。候補者や党幹部らの悲喜こもごもを追った。

◆「受け皿が分断」

 「知事選、そして都議選と2連勝だった。今回は完敗ということをはっきり申し上げたい」。公務で出張中のパリで、日本時間の22日夜、希望の党代表・小池百合子東京都知事は神妙な面もちで衆院選を総括した。

この敗戦の弁の後、小池代表の地盤・東京10区では、若狭勝さん(60)の落選が決まった。23日未明、若狭さんは豊島区の事務所で「立憲民主が立ち上がったことで、自民党の(批判の)受け皿が分断されてしまった」と厳しい表情で何度も繰り返した。同日朝の民放番組出演後、「逆風が吹いていた」と語り、昼過ぎには衆院議員会館で「今後については、もう少し時間をかけて決めていきたい」と述べた。

内閣府副大臣を辞任して自民党を離党し、神奈川8区から国替えして東京5区で出馬した前議員の福田峰之さん(53)も落選。投開票から一夜明けた23日午前、東京都千代田区の議員会館で、退去する事務所の片づけを行った。福田さんは「希望への参加は後悔していないが、30年の政治人生で最も激動の1か月だった」と振り返った。  

読売新聞より

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